#Googleアナリティクスとは
Google社が無料で提供しているアクセス解析ツールです。アクセス解析とはWebサイトへのアクセスを様々な観点から分析し自社のサイトの状況を把握することです。それによってサイトのどの部分を改善すればCVアップなどの効果を見込めるか発見することができます。
具体的には以下のようなことがわかります。他にも使いこなせばたくさんわかるけど代表的なものだけ。

・ユーザーの特性（性別、地域）
・どこからユーザーがサイトに流入しているか
・人気のページはどれか
・離脱しやすいページはどれか

Googleアナリティクス導入方法はこちら
https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-setting/ga-beginner/

#これさえ見ておけば大丈夫！基本の機能4つ
ユーザーメニュー
集客メニュー
行動メニュー
コンバージョンメニュー

#ユーザーメニュー
Googleアナリティクスを開くと最初に表示されるデフォルトページです。ユーザーメニューではサイト全体の訪問者数や、PV数、デバイス毎の訪問数など、ユーザーに関する情報はこのページで全て確認できます。

最低限この3つのデータ項目の意味を理解していればOKです。
写真の赤枠で囲まれたプルダウンによって選択できます。
##セッション
ユーザーがサイトに訪問した数です。
一回そのサイトに訪れたら１セッション。同じユーザーの場合は30分以上間隔が開いたら新たなセッションとしてカウントされます。

###ユーザー
サイトに訪問したユーザーの数です。同じ人が何回も訪問してもユーザー数は１です。どれだけの人数が利用してくれているのかを見る際に重要な指標です。

###ページビュー数
PV数とも言います。そのサイトの中でユーザーが見たページの数です。
セッションとPVの割合が同じということは相当つまらないサイトと言えるでしょう。なぜなら、訪問してみたもののランディングページを見ただけで他のページに移動することなく離脱してしまってるからです。

###直帰率
直帰とは仕事が終わってどこにも寄り道せずに家に帰ることを言います。
、、、、、しーん
改めて、直帰とはサイトを訪れた時、つまり一回のセッションで他のページを見ずに去ってしまうことです。
直帰率とは全体のセッションの内、直帰した割合です。

##問題：この日のセッション数、ユーザー数、ページビュー数、直帰率は？
Aさん：朝、昼、晩に一回ずつサイトを訪問。どれも最初のページだけ見てサイトを閉じた。
Bさん：10時〜10時15分の間に3回サイトに訪問。1回目と2回目は３ページ閲覧し、3回目は5ページ閲覧
cさん：12時〜12時20分の間に2回サイトに訪問して4ページ閲覧。夜に１ページ閲覧。

#集客メニュー
集客メニューではユーザーがどこから訪れたのかを知ることができます。
「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」で確認してみましょう。

覚えておくべき流入経路は以下です。
僕のサイトはしょぼしょぼなのでDirectしかありませんね、、
###Direct
URLを直接入力、もしくはブックマークからの流入
###Organic Search
Google、Yahooなどの検索エンジンからの流入
自然流入とも言います。
###Paid Search
Google、Yahooなどの検索エンジンのリスティング広告からの流入
リスティング広告とは？
https://liskul.com/what-is-listing-95
###Social
FacebookやTwitterなどのSNSからの流入
###Referral
他のサイトに貼られたリンクをクリックしての流入

#行動メニュー
集客メニューではサイトに訪問する前のユーザーの行動が見れましたが、行動メニューではユーザーのサイト内での行動を知ることができます。
ザックリ見るべきページは２つです。

##「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」
サイト内のすべてのページのPV数やセッション数などをザックリ確認することができます。

##「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」
ランディングページはユーザーが最初に訪れたページになります。
改善すべきページは以下の３つのデータからわかります。

####セッション数が多いページ
セッション数が多いと言うことは見ているユーザーが多いと言うことでセッション数の多いページを改善することが効果が一番期待できます。

####直帰率が高いページ
直帰率とはランディングページだけみて去ってしまった率でしたね。
一般的に直帰率の目安は40%ほどと言われています。
直帰率が高いと言うことはユーザーがサイトを訪問する前に想像していたサイトと実際のサイトに乖離があると言うことです。直帰率が低いページと見比べて少しずつ改善していきましょう。

####CVR（コンバージョン率）が高いページ
コンバージョン率は全セッションの内CVした割合を表しています。
セッション数はあまり多くないがCVRが高いページがあれば、デフォルトページをそのページにしたり、広告をクリックした時の入り口をそのページに設定するだけでCV数が簡単にUPするでしょう。
コンバージョンの設定については次の章で詳しく説明します。

#コンバージョンメニュー
コンバージョンとはサイト内でユーザーに行って欲しいゴールです。商品購入、投稿、会員登録などがコンバージョンに当たります。Googleアナリティクスを利用してページを改善していくのは結局はコンバージョン数を増やすためということを忘れないようにしましょう。
EコマースのサイトなのにPV数やセッション数ばかり増やしても最終的に商品購入がされなければ意味がありませんねw。

コンバージョンの設定方法はこの記事がまとまっているので参考にしてください。
https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-setting/ga-cv/