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2つのSESAME miniをスマートスピーカーからIFTTT経由で同時に操作する(API不要)

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はじめに

SESAME miniというスマートロックがあります。
とても便利なのですが上下に鍵があるような扉の場合には
上下で2つ付ける必要があります。
そして解錠も施錠も同時にする必要があるのですが
公式にはアプリのUnlock Allしかない上に
それもイマイチ使い勝手が悪く単体でも反応が遅い上に
ウィジェットやメニューから同時解錠もできないので
2台持ちにはとても使いづらいのが現状です。

ということでIFTTTを利用して2台のSESAME miniを
同時解錠するTIPSです。
といっても単にIFTTTの機能を使うだけです。

準備するもの

  • IFTTTのアカウント
  • SESAME mini
  • (必要あれば)IFTTTアプリ

手順1 SESAME miniとIFTTTを連携する

CANDYHOUSE公式のブログの準備編を参考にSESAME miniと
IFTTTを連携しましょう。
o1556131214137229146[1].jpg
引用:IFTTT(イフト)とSESAME(セサミ)スマートロックを連携させてセサミを楽しもう!

手順2 IFTTTアプレットの作成準備

IFTTTでさせる一連の操作の設定をアプレットといいます。
ここではそのアプレットを作成します。

Web版ではトップページからEXPLORERを
アプリではGET MOREをクリックしてください。
次のページの「Make your own Applets from scratch」の横の
プラスボタンを押すと

If
This
Then
That

というページに入ると思います。
ここで「This」と「That」を設定してSESAME miniを
望む条件で操作できるように設定していきます。

手順3 開始フレーズの設定

「This」を押すと「Choose a service」というページになります。
ここでそれぞれのスマートスピーカーに合わせて設定をします。

手順3-1 Google Assistant(Google Home等)の場合

検索ボックスに「Google」と入力して「Google Assistant」を選択し
「Say a simple phrase」を選んでください。
「What do you want to say?」で操作するときに使う言葉を入れます。
ここでは解錠させるために「開けゴマ」にしましょう。
(この言葉はセキュリティとして問題があるので
 各自で適切なワードを設定してください)

「What's another way to say it? (optional)」
「And another way? (optional)」
この2つはさらに他の2つのワードを指定できます。
ここでは必要ないので空欄のままにしておきます。
「What do you want the Assistant to say in response?」
ではスマートスピーカーからの返事を入力します。
これも空欄のままにしますが、適当なものを入力しても構いません。

「Language」は「Japanese」にしておきましょう。

設定が終わったら「Create Trigger」を押せば
「This」の設定は終了です。

手順3-2 Amazon Alexa(Amazon Echo等)の場合

検索ボックスに「alexa」と入力して「Amazon Alexa」を選択し
「Say a specific phrase」を選んでください。
「What Phrase?」で操作するときに使う言葉を入れます。
ここでは解錠させるために「開けゴマ」にしましょう。
(この言葉はセキュリティとして問題があるので
 各自で適切なワードを設定してください)

設定が終わったら「Create Trigger」を押せば
「This」の設定は終了です。

手順4 SESAME miniの操作の設定

次に「That」を押して「Choose action service」から
「SESAME」と入力して「Sesame by CANDYHOUSE」を選択します。
「Open Sesame」と「Close Sesame」があるので
必要な操作を選択しましょう。

今回は解錠をしたいので「Open Sesame」を選択します。
手順1で連携が適切にできていれば
「Which Sesame?」に持っているSESAME miniが表示されるので
まず解錠したい鍵を1つ選択します。

そして「Create Action」を押せば「That」の設定も終了です。

最後にアプレットの名前をつけます。
デフォルトのままでも構いません。

手順5 もう1つの鍵のアプレットも作成する

手順3~4を参照してもう一つの鍵のアプレットも作成します。
ここで重要なのは開始フレーズを同じものにすることです。
これによって1つのフレーズで2つを同時解錠できます。

手順6 解錠の確認

ここまでで2つの鍵の同時解錠が出来るようになります。

  • Google Assistantであれば「Ok Google, 開けゴマ」

- Amazon Alexaであれば「Alexa, 開けゴマをトリガー」

で2つの鍵が開きます。
施錠のトリガーも同様にして作れば完璧ですね。

ということでこの記事は終了です。






「~をトリガー」って邪魔だしダサいですよね。

手順7 (Alexaのみ)定形アクションの作成

Alexaアプリのメニューから「定形アクション」を選択し
右上の+ボタンから作成画面に入ります。
実行条件を設定で開始フレーズを「開けゴマ」とし、
アクションを追加でIFTTTから手順3~4で作成した
「開けゴマ」アプレットを選択します。

これでGoogle AssistantのようにAmazon Alexaでも

  • 「Alexa, 開けゴマ」

で解錠が出来るようになります。

おわりに

記事の通りの設定だと誰の声でもテレビの声でも
「Ok Google/Alexa, 開けゴマ」と言われるたびに
玄関の鍵が開いてしまいます。
スマホのアシスタントで設定をしていたなら
外出先でも自宅の鍵が開きかねません。

運用には十分に注意して使用してください。

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