起票時にサブタスクを自動作成する
トランジションCreateの『事後操作』にて「Create issues and subtasks」を使用する。
注意事項としては、作成するサブタスクで必須項目と定義されているものに対しては、必ず値を入れる必要がある(そうしないとサブタスクが自動作成されない)。親のタスクから必須項目として値を入れるか、後述のSet Fieldsで値をセットする必要がある。
「Create issues and subtasks」での設定####
・Issues to be createdで、「Only one」を選択(今回1つだけのサブタスク作成)
・Issue Typeで「Selectes Issue Type」を選択し、サブタスクを選択(今回既存Issue流用する)
・Parent Issueで「Current Issue」を選択(今回起票タスクを親タスクとする)
・Summaryで「advanced」を選択、下記の記述を行いサブタスクの要約名定義をする
例:【事前作業実施】+ %{00000}
※{00000}は、親タスクの要約名(Summary)のフィールドID
※サブタスクの要約は、『【事前作業実施】親タスクの要約名』という形になる
・Descriptionで、サブタスクの説明文を記載する。(今回記載していない)
・Set Fieldsで、親タスクからコピーしたい項目をセットする。
Field to be set:にてサブタスクにセットしたい項目を選択、Addボタン押下
Value Type:は「Field in current issue」
source field in current issue:で元になる項目(親タスク項目等)を選択し、Saveボタン押下
※サブタスクで必須となる項目がある場合、設定が必要です。
親タスク項目を使用する場合、親タスクも必須項目として設定しましょう。
・Issue Linksで、必要に応じてリンクのタイプを選択する。
・Conditional executionで、必要に応じて実行条件のロジックを記述する。
例:%{nnnnn} ="システム変更依頼” and
count(filterByPredicate(subtasks(), ^%{00000}=("【事前作業実施】"+%{00000}))=0
フィールドID{nnnnn}の値が「システム変更依頼」の場合、
且つ同名サブタスクが存在しない場合だけ自動作成を行う。
上記設定を保管して、ワークフロー定義の発行を行えば有効になる。
※起票時だけでなく、ワークフローのステータス変更時に上記処理を組み込むことは可能です。
自動作成したサブタスクの期限を3日後に設定する
上記設定での「Create issues and subtasks」の「Set Fields」で以下の設定を行う。
・Set Fields
Field to be set:にて「Due date」を選択し、Addボタン押下
Value Type:は「Math/Time expression」を選択
Math/Time expression:にて以下の記述を行い、Saveボタンを押下
addDaysSkippingWeekends({00057},3,LOCAL)
※addDaysSkippingWeekendsは土日の日数カウントを除外します
※{00057}は、現在の日付(Current date and time)のフィールドID
※「3」は日数。「LOCAL」はタイムゾーンを示します。
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