6
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Windowsでの最高のコンソール環境構築

Last updated at Posted at 2017-10-27

この記事でできるようになること

Windowsでリッチなコンソール環境を整えられる

↓具体的に↓

  1. tabやスプリットが使える
  2. 256色カラーがきちんと使える
  3. フォントがキレイ(好きなのを入れられる)
  4. ローカルでも基本的なbashコマンドが使える(SSHクライアントだけではない)
  5. 2バイト文字(日本語)がキレイに表示できる

↓こんなの↓

無題.png
※コンソールでの日付表示などは.bashrcで各自設定してください。これについては解説しません。

前提条件

Material Version link
OS Windows10 -
cmder Full http://cmder.net/
mintty - -
Ricty Diminished 3.2.3 https://github.com/edihbrandon/RictyDiminished

経緯

何番煎じかわからないこの記事ですが、
「やはりwindowsでコンソールの環境を自分の好きなようにリッチに備えたいな」
という思いが強かった。
cmderがタブやスプリットが使えるので好きだったのだが
ただ、なんとなく調べていても
GitBash in ConEmu で256色を表示させるまでの軌跡
など、cmder側で対応しようとすると問題が発生するようなので、それの回避策を

本題

1. cmder

1.1 インストール

上記リンクから、Cmder本体を「FullVersion」でダウンロードし、任意の場所で解凍 & exeを起動

1.2 設定

Settings > Statrup > Specified named task
にて初期起動のbashを {bash::mintty} に設定

2017-10-29_22-20-54_No-00.png

その他項目は、ご自由に
(フォントなどはここでは設定しない)

2. フォント

2.1 インストール

上記URLからttfファイルをzipでダウンロード(他に希望のフォントがあればそれをダウンロード)
ダウンロード完了後、解凍し管理者権限でインストール。

3. mintty

3.1 設定

一度念のため、cmderを再起動。
その後、ホームディレクトリにおいて下記ファイルを新規作成。

.minttyrc
BoldAsFont=no
#カーソルをブロックに
CursorType=block
#フォントの指定
Font=Ricty Diminished
#フォントサイズの指定
FontHeight=14
WindowShortcuts=no
Transparency=off
FontSmoothing=full
#256色コンソールを有効化
Term=xterm-256color
Locale=ja_JP
Charset=UTF-8
#以下、色の定義
CursorColour=253,157,79
ClicksTargetApp=yes

各項目の詳しい解説は省略するが
ここで先程インストールしたフォントのファミリーネームなどを指定することで、フォントを有効にする。
コンソールの色も、ここで変更できる。

次に、コンソール上で右クリック > Options... でmintttyのショートカットなどをお好みで設定。
無題.png

そして、最後にcmderを再起動。
完☆成
最高のコンソール環境をどうぞ。

最後に

ひとしきり理想的な環境は手に入れられましたが、
Windows側の方から文字列をコピペをショートカットでしたりすると
不可視文字が入ってしまったりする事がある。
(マウスでやれば無問題)
あとは、スマートにキーボードでコピペができれば完璧なんだけどなぁ

以上です。

ブログ始めました、よかったら遊びに来てください
https://red-full-moon.com/

6
11
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?