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ネットワークエンジニアってどんなことするの?実機を触って体験してきた。

Last updated at Posted at 2020-11-07

**株式会社 ディック ソリューション エンジニアリング**さんが主催するWantedly meetup、「ネットワークエンジニアってどんなことするの?実機を触って体験してみよう!」に参加してまいりましたので、何を学んだのかアウトプットしたいと思います。

meetup概要

2020.11.7土曜13:00-17:00@浜松町

会社概要から始まり、ネットワークエンジニアの仕事、ネットワーク概論、実機を使ったネットワークの接続の実演まで、4時間オーバーの体験会はあっという間でした。こちらがどんな質問をしても、一切手を抜かず、惜しみなく説明してくださったのがとても嬉しく、またプロの熱さを感じました。

学んだこと

実機でネットワークを作る

やはり自分の手を使って学んだことは印象に残りやすいのでしょう。自らWindows PCとスイッチ、ルーターを接続し、隣の参加者のネットワークに接続しました。

  1. PC、スイッチ、ルーターをLANで物理的に接続する
  • 自らのPCのIPアドレス、マスクアドレス、ルーターアドレスを変更する。(IPアドレスって変更できるんですね!)
  • teratermでルーターの設定をする
  • PCとルーターをping xxx.xxx.x.x(IP ADDRESS)で接続する
  • 外部接続用のポートにIPアドレスを設定する
  • 接続先のIPアドレスをpingし、隣の参加者のネットワークと接続する

私のグループは、最初接続できず、少しハマりました。コマンドで設定ミスしたのか、Firewallに邪魔されているのか、いろいろ探りましたが、結局、相手方がルーターのポートに設定したIPアドレスがデフォルトゲートウェイと違うがために、外部接続しようとすると誤作動が起きるということがわかり、最後には無事バグを解消し、会は美しくお開きとなりました。

その他今日学んだ単語

  • INTEROP:毎年幕張メッセで開催される国内最大のネットワークの展示会。一般人も参加できるらしい。毎年このイベントのために学習意欲に溢れる若きエンジニアが有志でボランティアとして参加し、このイベントだけのために最新の技術を使ってネットワークを構築するのだとか。3週間泊まり込みで、毎年少なからずドラマがあるそうです。
  • 関谷教授:INTEROPの座長も務めるIT界のエラい人。東大教授。この方かな?
  • 村井純:インターネットの父。慶應名誉教授。INTEROPの座長も務める。
  • CCNA試験:CISCOシステムズが主催する資格試験。
  • ARPANET:現在のネットワークの原型。元々は大学や研究機関を結ぶネットワークだった。
  • AS番号:Autonomous System number。インターネットを構成する個々の独立したネットワークに割り当てられる番号。先のINTEROPイベントでは、開催期間内だけ使用するAS番号が存在しているらしい。いろんな会社がAS番号を所有している→参考
  • ISP:Internet Service Provider。いわゆるプロバイダー。いくつものISPが連携することで、世界各地に散らばるIPアドレスまで通信ができる。その大きさにより、Tier1、Tier2、Tier3に分かれ、上のTierのISPはそれを照会することで収益を得る。
  • IPアドレスの内訳:32bitあるIPアドレスはネットワーク部とホスト部に別れ、同じネットーワーク内では、ネットワーク部を共有し、ホスト部をそのネットワーク下のデバイスに割り振る。24bitで区切り、最後の8bitがホスト部になることが多い。
  • デフォルトゲートウェイ:接続相手がわからない時に、とりあえずデータを送信するルータのデフォルトのIPアドレス。ここでのゲートウェイとはゲート=門のことであり、ネットーワークのゲートにいるルーターなどの中継機器を指す。
  • L2/L3:レイヤ2、レイヤ3のこと。ネットワーク機器の通信においても層、レイヤがあるそうで。この日に使ったスイッチはL2なのでIPアドレスがありませんでした。L2では各機器に付与された物理的なIDで通信を行うそうで、これをMACアドレスと読んだりする。L3はそれよりも高次元のプロトコルである論理的なアドレス=IPアドレスが使用される。これ、OSI参照モデルの7層の中の2,3層目のことだったんですね。 CISCOのページがわかりやすい。

「ネットワークはなぜつながるのか」を読んで勉強を進めていきたいと思います!

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