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AWS IoT CoreでMQTTのデータをDynamoDBへ受け流す

Last updated at Posted at 2021-02-17

やりたいこと

社内研修の一環でIoTサービスを立ち上げています。
体重計からAWS IoT Coreに重さの情報を送り、それをDynamoDBのテーブルに格納するということをしたいです。

先輩@yuuuに教えていただいた内容を整理します。

実装!

Dynamo DBを作成する

まず、箱を準備します。
スクリーンショット 2021-02-16 13.13.13.png
テーブルが作成できたら、IoT Coreのコンソール画面に移動します。

IoT Coreの証明書を作成する

安全性 > 証明書と進みます。

スクリーンショット 2021-02-16 13.19.44.png
1-click証明書作成を選択します。
有言実行。本当にワンクリックで証明書ができるので、ダウンロードします。
スクリーンショット 2021-02-16 13.21.28.png
その下に「AWS IoTのルート CA をダウンロードする必要があります。」と書いてあるので、素直に従います。

ルート証明書 Root CA

別ページに遷移し、Amazon Root CA 1を開くと、証明書キーがブラウザに表示されるので、全部コピーします。
iotcore_rootca.png

コマンドラインで下記のようにファイルを作成。

terminal
nano ~/Desktop/Root1CA1.pem

そこでキーをペーストしたら、ctr + x => y => Enterで保存します。

IoT Core画面に戻って有効化を押す。

ポリシーの作成とアタッチ

証明書を渡したデバイスに対してIoT Coreへのアクセスを許可する。

スクリーンショット 2021-02-16 17.54.23.png
デフォルトで出てくるARN(Resouce)のままだとうまくいか図。動作確認なので、とりま全部許可する設定の"*"としました。

ポリシーが作成できたら、先ほど作った証明書にポリシーをアタッチします。
スクリーンショット 2021-02-16 17.51.23.png

ACTのルールを書いていく(SQLちっく)

次に。IoT Coreが通信を受け取ったら、なんのアクションをさせるか?のアクション(ACT)を設定していきます。

スクリーンショット 2021-02-16 17.58.54.png
DynamoDB向けのアクションは2つありますが、「DynamoDBテーブルの複数列にメッセージを分割する」の方が細かい設定不要でサクッとできるので、こちらを選択。

以上で、AWS側の設定は終了です!

MQTTBoxで動作確認

それでは、実際にデータをIoT Coreに送って、DynamoDBに転送されるか実験してみます。mockmockを使う手もありますが、まずは簡単に通信が確認できればいいので、MQTTBoxというサービスを使います。mockmockは次回。

スクリーンショット 2021-02-16 17.55.58.png
下記のように設定します。

  • Topic to publish:iot/topic
  • Payload Type:JSONの入っているもの
  • Payload:IoT Coreに送信したいデータ

右上の歯車マークを押して、詳細設定へ。
スクリーンショット 2021-02-17 16.11.29.png
下記のように設定します。

  • Protocol:mqtts / tls
  • CA file:IoT CoreからDLしたRoot CAファイルを添付。
  • Client certificate file:IoT CoreからDLした証明書を添付。
  • Client key file:IoT CoreからDLしたプライベートキーを添付。
  • Hos:AWS画面、IoT Core > 設定にあるカスタムエンドポイントを入れる。

Saveを押してトップに戻ったら、Publishを押してテスト!

DynamoDBにデータが入りました!

inserted_in_dynamodb.png
地味に楽しい!
今回はとりま通信を確認したかったのでこれでOKですが、実際はIoTデバイス2台からIoT Coreに向けてデータが送信されるため、これでは心許ないです。また定期的にデータを送ったり、ランダムな値を送れるようにしてみたいです。そんな時はmockmockなので次回やってみたいと思います。

最後に

これは@yuuuさんからの手ほどきをまとめたものです。大感謝!
もし何かご指摘ありましたら、ぜひよろしくお願い申し上げます。

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