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ネットワークエンジニアから色々経てコーポレートITエンジニアになった話

Last updated at Posted at 2017-12-17

元ミクシィなエンジニアがお届けする ex-mixi Advent calendar 2017 も18日目になりました。18日目を担当することになった @kakky0312 です。

全然会ってない元mメンバーの近況を伺うことが出来たりして僕も楽しく読ませてもらってますが、ホントに色々なところで皆活躍してらっしゃいますね。

やってきたこと

ミクシィ時代

僕は2006年8月から2012年3月までミクシィ社に在籍していました。正社員として働き始めたのは2008年4月に新卒第一期生として入ってからで、それまでは長期インターンとして色々と勉強させてもらっていました。

2006年8月といえばミクシィがちょうどその翌月にマザーズに上場したタイミングで、大学生の間に会社がどんどん伸びていく成長フェーズの状態を経験できたのは今でもとてもありがたかったなと思っています。

その時はプログラマーとして働こうと思っていたのですがサーバ構築のお手伝いをしたりその時メンターだった社員さんがネットワーク構築していたりするのを見てるうちに気づけばサーバ構築やネットワークの仕事を希望するようになっていました。

そしてサーバ構築や発注系の業務を経てプロダクトネットワークの運用業務をするわけですが、タイミング的にネットワーク業界も色々な変革の時期でしたし、mixiというプロダクトもネットワーク的に色々とやった時期でした。ロードバランサーアプライアンスのリプレースだったり、1Gベースだったエッジスイッチを部分的に10Gベースにリプレースするためにネットワークのグランドデザインをやり直したりとても沢山の経験を積ませてもらいました。

さらにmixiといえばmemcachedにまつわる大障害もありましたが、そのちょっと後にネットワークサイドで起きていたmemcachedにまつわるバーストトラフィックのお話なんかも書かせてもらいました。

その後は、、、

その後に、2社ほど転職をしプロダクトネットワークやミドルウェア領域、プライベートクラウドやパブリッククラウドの構築と運用、そしてクラウドへのプロダクト移行案件、最終的にはスタートアップの立ち上げとBtoB向けWEBアプリケーション開発と運用などを経験し、今はさらに転職してコーポレートITエンジニアとして働いています。

なぜコーポレートITエンジニアなのか

選んだ理由

プロダクトサイドの仕事を今までしてきて、なぜコーポレートITエンジニアとして転職したのか。自分としても大きな選択だったのですが、理由の一つとしては今までやってきた仕事内容のバリエーションの多さがあります。

先にも述べたとおり、今まで何か一つのものに特化してというよりは幅広い領域の業務をしてきました。フルスタックエンジニアなんておこがましいことをいうつもりはありませんが単純にキャリアとしては多岐にわたったものになっています。

コーポレートITエンジニアは多方面の知識があったほうがより業務遂行しやすいポジションです。社員さんが日々業務をする上での問題だったり要望は多岐にわたります。そしてエンジニアリングに加えてサポート会社さんとの交渉だったり発注だったりもあるわけで、列挙しだすと枚挙にいとまがありません。

色々やってきた人こそコーポレートITエンジニアという仕事は向いているのではないかと思います。

気をつけていること

しかしながら、だからといって全部が全部できるわけではありません。その会社の歴史的背景だったり、その会社だからこその内部フローだったりそれぞれの会社には今までの歴史がありルールがあります。そういったものへ今まではこうだったからこうしたい、こうあるべきというのではなく、そういう背景があるならこうしていこうと考えられる柔軟性と慎重性こそ求められます。(当たり前っちゃ当たり前です)

何か社内的にプロダクトが入っています。それだけ見るとなんか使い勝手悪いなー、なんでこれを使ってるんだろうこっちのほうがいいじゃん。そう思うことって結構ありますよね。でもちゃんと背景を見ていくとAとBとCが連携して動いていてAだけリプレースしようとするとBとCとの連携が崩れて影響範囲がでかいなんてことがままあるわけです。そういう部分を紐解きながら色々改善方法ないかを考えていく必要があるところが難しくもありやりがいのあるところです。

レスポンスのダイレクトさ

そして、もう一つの理由はアクションしたことへのレスポンスの早さは随一ではないでしょうか。やったことに対してありがとうといってもらえる早さ、これはたまらなくうれしいところです。逆に何かあった際のツッコミも早いわけで、フィルタリングされることなくストレートにくるのでがんばんなきゃなと思える点でもあります。

コーポレートITエンジニアになってみて

色々と書いてきましたが、実際コーポレートITエンジニアになってみて思うことは「とりあえず忙しい」でしょうか(笑)

日々やってくる社内からの問い合わせを受けつつ、相談されている外部サービス導入検証や機器選定、社内ネットワーク運用だったりオフィスの法令停電対応をやるなどバタバタと業務に追われています。

そんな中で、気づきも沢山あり楽しく働けています。ネットワークひとつとってもプロダクトとアドレス設計思想からそもそも違ったり無線LAN運用があったりもするわけなので覚えることが沢山あるわけで、所変わればなんとやらというところでしょうか。プロダクトの開発や運用をされている方々とはまた別種の知識量が求められるわけで、オフィスの電源容量について深く考える機会なんて新鮮そのものでした。

こういう新しいことへの興味と知識欲は失わないようこれからも頑張っていければと思っています

最後に

というわけで ex-mixi Advent calendar 2017 18日目はどうだったでしょうか。大した話でもないですが、コーポレートITエンジニアの一端がわかってもらえると嬉しく思います。

明日は、同じ日にミクシィを卒業された @bonnu さんです。

技術話じゃないエモい話を書くということでお楽しみに!

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