シグモイド関数の見た目
以下のような関数のことです。
シグモイド関数の数式
数式だと以下です。
$y=\dfrac {1}{1+e^{-ax}}\left( a >0\right)$
簡略化して下記のように表現されたりします。
$y=\sigma \left( x\right)$
※$\sigma$はシグマ
と読みます。
シグモイド関数で重要なのは難しい式ではなく、グラフの形なのです
重要なのはグラフの形です。
-
x=0
周辺でy
がグーンと上がっている - 滑らかな線である
上記2つの特徴があります。
機械学習の分類という領域では結果がYes
かNo
かを求められることがあります。
つまりx=0
周辺以外は大体y=0
かy=1
という性質がとても使いやすいのです。
また機械学習では微分を多用します。
滑らかな線でないと微分が数学的に面倒になってしまいます。
つまり、シグモイド関数
は機械学習にとって都合の良い関数なのです。