先日、PHPカンファレンス関西に行ってきましたので、体験談を記録します。
PHPカンファレンス関西とは
PHPカンファレンス関西は、PHPエンジニア(:PHPer)がPHPやPHP周辺の技術的知識やノウハウ、体験を共有するための大規模技術カンファレンスです。
今年は2018年から6年ぶりの開催になります。
参加したセッション
- レガシーシステムへのPHPStan導入から半年での課題と効果
- RDBアンチパターンと戦う - 削除フラグ完全攻略ガイド
- アプリケーションエンジニアこそ「監視」だよね!と私が考える訳
- 20年の歴史を持つプロダクトの開発チームの変革:技術広報の本質と効果
- その条件分岐って本当に必要?
- Mutation Testingとはなにか? 〜Laravel(Pest)でInfectionを利用したライブデモ〜
- モデルとは何か
- PHPで生成AIのAPIをやってみた
- ほげ言語にあってPHPにない機能
印象に残っているセッション
レガシーシステムへのPHPStan導入から半年での課題と効果
レガシーシステムだと修正コストが高すぎて静的解析ツールの導入は一見ハードルが高そうなイメージですが既存コードは検知対象外にすることで機能改修の際には高い解析レベルでの運用を可能にしてしており、上手く活用できていたので、レガシーシステムでもPHPStanは活用することができる良い事例でした。
RDBアンチパターンと戦う - 削除フラグ完全攻略ガイド
DBの削除フラグをできるだけ安全に無くしていくにはどうやるのかを具体的な方法を交えて解説してくださいました。
DB系の変更は失敗すると即障害に直結するので失敗を恐れがちですが、失敗できる方法で作業を進める考え方の説明があり、これは他の開発業務でも大事な考え方だなと思いました。
Mutation Testingとはなにか? 〜Laravel(Pest)でInfectionを利用したライブデモ〜
テストコードが問題ないかを調べるためのツールでコードにバグを埋め込んでテストコードが失敗するかを検証することでちゃんとテストが動いているかを確認するというものです。
テストコードの品質が問題ないかを確認するってなかなかしないので、こういうツールは便利だなと思いました。
PHPで生成AIのAPIをやってみた
PHPで生成AIを実行するイメージがなかったので、ライブラリを使えば数行のコードで簡単に実行できるのを目の当たりにして驚きました。
機会があれば使いたい。
全体の感想
思ったよりも規模が大きくて驚きました。
以前行った時の会場は小さく参加人数も今回の半分以下だったと思います。
新機能の実体験の紹介は自分の技術の引き出しを増やす良い機会になり為になりました。