最近の無線APはルーターモードとブリッジモード (アクセスポイントモード)を外部スイッチで切り替えられることが多いが、AX73 のブリッジモードへの切り替え方法が2021年10月時点のメーカーホームページ と異なるので手順をまとめておく。既に有線ルーター(NTTのレンタルルーター等)が適切に設定され有線接続でのインターネット使用が出来ていることを前提とする。以降この有線ルーターを「既存のルーター」と呼ぶ。
壁掛けの設置例も紹介する
ブリッジモード
- パソコンをAX73の初期設定のSSIDに接続し、 http://192.168.0.1/ を開くとパスワードとタイムゾーンを設定するように促されるので設定する。「インターネットへの接続」は「スキップ」で後回しにして構わない
- 上段タブの中の「システム」を選ぶと「動作モード」が現れるから、そこで「ブリッジモードを選ぶ。
- この後AX73のIPアドレスは既存のルーターのDHCPにより設定されるから http://192.168.0.1/ からAX73の設定画面に入れなくなる。既存のルーターで稼働するDHCPサーバーのアドレス配布情報を見るとAX73の新しいIPアドレスがわかる(というやりかたをあんきょさんに教えて貰った)。別のやり方として、ARPテーブルを参照してAX73の新しいIPアドレスを見つけ、設定の続きを行う。Windowsならarpコマンド を使い、Linuxなら
sudo arp-scan -l
などを使う。 - 既存のルーターで既にDHCPサーバーが稼働しているはずなので、AX73のDHCPサーバーを以下の画面でOFFにする