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DjangoにてPythonでajaxしてみる

Last updated at Posted at 2018-06-26

この記事は Django Advent Calendar 2018 12/7の記事です。

この記事は

DjangoにてPythonajaxする方法を書きとめます。

パッと検索すると、PHPでajaxするサンプルはヒットするものの、
Pythonのサンプルがみつからなかった(記事の初稿当時)ので、
調べて、試して、悩んで、書いてみました。

調べながら、整理しながら、書きのこすというスタンスの記事です。

著者のレベル

おしごとで最近使うメイン武器は VC#,LabVIEW,組み込み系C++ など。
コード書く時間が長いけれど、本当の興味は 工学的なしくみ各種

WEBプログラミングは、初心者です。
大量のインプット沼と、高速なトレンド変化の香りがしていたので、
ずっと避けまくってちかづかなかった。。

記事に出てくるスキルを表にすると、下記のよう。

プログラミング言語 レベル
初めてのWEBプログラミング HTMLでmarqueeしたことあります!!!
Python Qiitaの面白記事を読む専門
Django "ドジャンゴ"って読みにくくない?と思ってた
JavaScript なんでそこにもfunction(){って書くんだ・・?って今でも思ってる
BootStrap WEBデザイン界の"味覇"と聞いてる

想定読者

  • Djangoのチュートリアルを終えている
  • Pythonをかじったことがある
  • わからないことは調べてしまえスタンスな人
  • 通りすがりの強レビュワー

github

忘れないうちにコード置いておきますね。
こちら >> ajax_Django

Anacondaインストールして、Django(2.0以上)をインストールすればローカルで実行できます。
python manage.py runserver コマンドを知らなければ、Djangoのチュートリアルへ行きましょう。

サンプルの実行

三カ月後の他人は自分ですからね!!書き残しておきます。

  • インストール
手順 ノート
Anacondaをインストールする すでにPython環境あるひとはそれを使いましょ
Python仮想環境をつくる Anaconda Navigatorでつくれます
Djangoをインストールする pip install Django
  • ローカルでサンプルを実行
手順 ノート
shellをひらく コマンドプロンプト、PowerShell、Git Bash、などなんでもよい
サンプルのmanage.pyがあるフォルダへ移動する
python manage.py runserverする エラー出たらDjangoチュートリアルに戻って、問題の切り分け!
ブラウザで localhost:8000 をひらく

やりたいこと

Djangoチュートリアルでは、下記のように、views.pyがhtmlをrenderして返してくれます。
ただform送るたびに、全画面が更新されるのは、やっぱつれぇわ。。って思いました。


def test_ajax_app(request):
    hoge = "Hello Django!!"

    return render(request, "test_ajax_app/test_ajax_app.html", {
        "hoge": hoge,
    })

なので、form送ったら、更新された部分HTMLだけを返してほしい。
つまりは、ajaxしたいわけですね。

さてコード解説しますね

みるべきコードは、主に下記です。

file 役割
test_ajax_app/views.py formを送信されたら、なにか処理して、HTMLをレンダリングして返します
test_ajax_app/urls.py formからURLとして呼ばれると、処理を渡すpyファイルまでルーティングします

test_ajax_app/test_ajax_app.html

  • 使用するJavaScriptライブラリ
    • jQuery (slimじゃないやつ)が必要です。また、この記事の趣旨としてはBootStrapは不要です。
    <!-- Optional JavaScript -->
    <!-- jQuery first, then Popper.js, then Bootstrap JS -->
    <!-- <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.3.1.slim.min.js" integrity="sha384-q8i/X+965DzO0rT7abK41JStQIAqVgRVzpbzo5smXKp4YfRvH+8abtTE1Pi6jizo" crossorigin="anonymous"></script> -->
    <script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/jquery/3.3.1/jquery.min.js"></script>
    <script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/popper.js/1.14.0/umd/popper.min.js" integrity="sha384-cs/chFZiN24E4KMATLdqdvsezGxaGsi4hLGOzlXwp5UZB1LY//20VyM2taTB4QvJ" crossorigin="anonymous"></script>
    <script src="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.1.0/js/bootstrap.min.js" integrity="sha384-uefMccjFJAIv6A+rW+L4AHf99KvxDjWSu1z9VI8SKNVmz4sk7buKt/6v9KI65qnm" crossorigin="anonymous"></script>

  • formにかかわる部分
    • action="/test_ajax_app/ajax/"としている。これはurls.pyによってルーティングされる。
    • {% csrf_token %}Djangoでは、これがformタグ内にないと動きません。
    <form name="name_form" action="/test_ajax_app/ajax/" method="POST">
    <!-- <form name="name_form" action="/test_ajax_app/" method="POST"> -->
      {% csrf_token %}
      <input type="text" id="id_input_text" name="name_input_text" value="999.99">
      <input class="btn" type="submit"> 
    </form>

    <span id="id_div_ajax_response">
      AJAX RESPONSE
    </span>

このsubmitボタンを押したら、Pythonでなんらかの処理をして、
このHTML上に部分的なHTMLとして返したいのです。

test_ajax_app/urls.py

前述のformにあったaction="/test_ajax_app/ajax/"をルーティングしている部分です。
/test_ajax_app/みたいなアクセスのときは、views.pytest_ajax_app()を呼びます。
/test_ajax_app/ajax/みたいなアクセスのときは、同じくviews.pytest_ajax_response()を呼びます。

urlpatterns = [
    path("", views.test_ajax_app),
    path("ajax/", views.test_ajax_response),
]

test_ajax_app/test_ajax_app.html (ふたたび)

今度は JavaScript の部分をみていきます。

      $("form").submit( function(event) {
        event.preventDefault();
        var form = $(this);
        $.ajax({
          url: form.prop("action"),
          method: form.prop("method"),
          data: form.serialize(),
          timeout: 10000,
          dataType: "text",
        })
        .done( function(data) {
          alert("done");
          $("#id_div_ajax_response").text(data);
        })
      });
  • formのsubmitイベントをここで処理する
      $("form").submit( function(event) {
  • デフォルトのform操作を一時的に防止する
        event.preventDefault();
  • ajaxの設定
    • url: formタグのactionプロパティをセットします。なので、"/test_ajax_app/ajax/"が格納される
    • method: methodプロパティ、今回は POST ですね
    • data: serialize()は、formタグ内の送信されるデータを AAA&BBB&CCCみたいな感じに結合します。
      • もちろん、form.serialize() + "&" + "DDD" みたいに文字列結合しても一緒に送信できます。
        $.ajax({
          url: form.prop("action"),
          method: form.prop("method"),
          data: form.serialize(),
          timeout: 10000,
          dataType: "text",
        })

test_ajax_app/views.py (ふたたび)

serialize()されて、ajaxで送信されてきたデータは、
下記の request に格納されてます。

def test_ajax_response(request):
    input_text = request.POST.getlist("name_input_text")
    hoge = "Ajax Response: " + input_text[0]

    return HttpResponse(hoge)

name_input_textというnameを持ったinputタグに入力されたデータは、
下記で取り出すことができます。

    input_text = request.POST.getlist("name_input_text")

そして、部分的なHTMLとして返すには、HttpResponse()を使います。

    return HttpResponse(hoge)

test_ajax_app/test_ajax_app.html (さんどめ)

Pythonから返ってきた部分的なHTMLは、
どこに到着するのでしょうか。

      $("form").submit( function(event) {
        event.preventDefault();
        var form = $(this);
        $.ajax({
          url: form.prop("action"),
          method: form.prop("method"),
          data: form.serialize(),
          timeout: 10000,
          dataType: "text",
        })
        .done( function(data) {
          alert("done");
          $("#id_div_ajax_response").text(data);
        })
      });

そうですね。それっぽい箇所ありますね。
下記の data に格納されて返ってきます。

        .done( function(data) {
          alert("done");
          $("#id_div_ajax_response").text(data);
        })

おわりに

図式があったほうがわかりやすそうなのと、参考文献かかなきゃならないですが、
ここまででタイムアップなので、あとで追記します。

こういうしくみをひも解いて行くのは、あとでしくみを作る時にも役立ちますし、
なんといっても楽しいですね!!

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