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このエントリーは、 Atlassian(JIRA , Confuence, Trello, Bitbucket)のTips Advent Calendar 2017 - Qiitaの1日目です。

はじめに

私が2016年1月に以下のスライドで発表した資料を、2017年版に更新したものになります。

2016年初頭から、2017年末(約2年)の間に、JIRAがJIRA Coreになったり。と、Atlassianも大きく進歩しており、環境も変化しております。
では、私が管理しているインスタンスで現在、利用させて頂いている必須プラグインを紹介させていただいます。(と言っても、私が所属している eureka,Inc.でインストールしているプラグイン達です)

Slack Connector for JIRA

Link : Slack Connector for Jira Server | Atlassian Marketplace

SlackとJiraを連携してくれるプラグインです。これホントに便利すぎて、これないと仕事にならないです。
このプラグインが優れた点が以下の点です。

Jira管理者じゃなくても、Slack連携できる。
プラグインを購入しなくても、Slackインテグレーションは可能です。ただし、Slack側で払い出したIncomming WebhockをJira管理者が設定する必要がありました。
このプラグインを入れると、Jiraプロジェクト管理者側で設定する事ができるようになります。

Screenshot : Slack Integration
image.png

Jiraでメンションついたら、Slack側にもメンション付きで教えてくれる
プロフィールで連携したいSlack Teamを選択すると、メンションされた時やアサインされた時などに、Slackbotに通知してくれるようになります。
Slack依存比率が高い現場でも、Jiraが見逃されることがなくなります。

Screenshot : プロフィール設定
image.png

Canned Responses for Jira

Link : Canned Responses Pro for Jira | Atlassian Marketplace

このプラグインは、コメントによる定型文を事前に作成しておき、コメントで返信する際に定型文を選択することで、返信することができる機能を持っています。

Screenshot: テンプレートを選ぶところ
image.png

ScreenShot: 選択結果
image.png

このプラグインが優れた点は、以下の点です。

Jira管理者じゃなくても、テンプレートを作成できる。
プロジェクト毎に設定できることで、Jira管理者に依頼しなくても、プロジェクトメンバー側でテンプレ化、およびそのメンテナンスができるので、利用者にとって使いやすいプラグインと言えるでしょう。
利用者側で困った時、ほしいなって思った時にパッと使えるのはとても良い。

Jiraのフィールドから値を代入してくれる。
起票者にメンション飛ばしたりできます。
カスタムフィールドから、代入することもできますので、たとえばConfluenceスペースの作成依頼のフォームに、「スペースキー」を入力するような仕立てにしておく事で、スペース作成後の報告にURLまで自動で生成してくれます。

例:

https://{いんすんす}/spaces/viewspacesummary.action?key={spacekey}

WorkflowのPostfunctionにも利用できる。
Jira Service Desk(JSD)と組み合わせることで、コメントを自動的に残す事ができるようになります。弊社では、作業の依頼はJSDで起票いただくルールになっています。
ユーザが依頼起票すれば、その依頼に関するマニュアルや作業完了までに、やってほしいことなどを自動的に、ポストするようにしています。

Automation for Jira

Link : Automation for Jira | Atlassian Marketplace

これがあれば、1人管理者でも怖くないですw あらゆるJira操作を自動化することができます。
先月、このプラグインを取り上げて紹介したことがありますので、こちらも参照にしてみてください。

このプラグインが優れた点は、以下の点です。

アイディア次第であらゆる定形作業を自動化できます。

  • 本来対処すべきJira課題のリマインド
  • アクションがあったときに、Jiraステータスを変化させる

ノン・プログラミングで自動化を実装する事ができる

APIを使った自動化は、簡単なものでも半日はかかってしまうが、これは数分で設定する事ができる。
また、開発者をアサインし続けることができればよいが、そうではないケースの時にメンテナンスを継続的に簡単に行うことができます。
Jiraをバージョンアップしたら、プログラムが動かなくなるなど良くありますよね?
このプラグインを使うと、そんな事もなくなり、とても工数を削減してくれる良いプラグインです。

JIRA Misc Workflow Extentions

Link : Jira Misc Workflow Extensions | Atlassian Marketplace

このプラグインは、ワークフローを使ってさまざまな自動化をするときに必須なプラグインになります。
よく使っている機能について、いくつか簡単に紹介したいと思います。

Field is required Validator
この機能を使って、フィールドに必ず値を入れて次のステータスに移す実装することができます。
たとえば、障害報告用のJiraだと最終的にすべての障害要因が入力されていれば良い状態です。
障害報告する際はわからないことが多いので、まずは事象と日時を入力するように作っておき、ステータスが移るにつれて、障害要因
、再発防止などを入力してもらうようなワークフローを作成する事ができます。

Copy field value to parent issue
他チームからの依頼として、Jira課題を作成していただく。かつ、サブタスクで自チームのタスクを管理しているケースで効果を発揮します。
親課題のカスタムフィールドから値コピーする事ができます。
親課題に「依頼を受けたチーム」のカスタムフィールドを持っていて、サブタスクにその情報を自動的にコピーしています。 サブタスクの情報を使って統計取ったりなど実施しています。

Acceptance Criteria

Link :
スクラムで使っている 受け入れ条件 を書くことができるプラグインです。
その他には完了の条件なども記入することができて、とても便利です。

Screenshot : Acceptance Criteria
image.png

SAML SingleSignOn for JIRA

Link : SAML Single Sign On (SSO) for Jira | Atlassian Marketplace

弊社の環境は、G Suiteと連携させて使っています。

このプラグインが優れた点は、以下の点です。

複数のIdPでも利用できる様にドキュメンテーションが揃ってる
G Suite, Azure, Okta, Oneloginなどよく使うIdPが事前にドキュメンテーションとしてそろっているので、迷うこと無くConfigurationsができます。

プロビジョニングの自動化ができる
G Suiteにアカウントがあって、Jiraにアカウントが無ければ自動的にアカウント作成をしてくれます。これでメンテナンスいらずになります。

さいごに

ここで紹介したプラグイン以外でも便利なプラグインがありますので、試したら紹介してください。

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