はじめに
私が所属する「(株)アットウェア」 の Advent Calendar 7日目の記事です。
今年の僕のアドカレを書く動機は、2021年度の新入社員である @kazuhito_nakayama さんからいただきました。
@kazuhito_nakayama さんから「就職活動中の学生は、企業のHPやアドカレをよく見たりするものなのです!その学生さん達にアットウェアのことを知ってほしいのです(why)。だから、今年もアドカレを立ち上げました(what)」と、キラキラした眩しい瞳でお声がけいただいたのが、僕が今年のアドカレを書こうと思った動機です。
そう言えば、誰かも仰ってましたよね。
「人はwhatではなく、whyに動かされるものだ」
的なことを。
っということで、ちょっと話がズレた気もしますが... キラキラした新入社員の方に、初老に差し掛かったおじさんの心が揺さぶられたというお話でした。
そんなかんなで、この記事では「就職活動中の学生さん」向けに、アットウェア内での取り組みを1つご紹介したいなと思います。
コーチングサークルが出来たきっかけとか
アットウェアにはいくつかのサークル的な活動があります。その中の一つが立ち上げ時期から私も参画している「コーチングサークル」です。
@kazuhito_nakayama さんを見習い、why 的なことからご紹介してみようと思います。
一番最初のキッカケは、とある社内メンバーの chat への下記のような書き込みでした。
oh...
コーチによりますねってめっちゃ答えてしまいそう
https://blog.tinect.jp/?p=66220
上記の投稿に対した...
1兆ドルコーチ、読んでみたい
とか
読んだけど面白かったー、感想会とかやってみると面白いかも
的なレスが付き、「じゃぁ、1兆ドルコーチの読書会でもやってみますか?」的なノリで始まった試みが、現在の「コーチングサークル」が出来たキッカケです。
では、続いて「1兆ドルコーチの読書会」が、どういう経緯で「コーチングサークル」と化したのか?です。
まず、1兆ドルコーチを読破した後のふりかえりで、コーチングの練習をしてみよう。ということになり、半年間ぐらいコーチとクライアント役に分かれて、週イチでコーチングセッションをしていました。
次に、その活動の「ふりかえり」で、次のような感想が共有されました。Jamboardというホワイトボードで共有された感想の一部をご紹介します(僕は、Jamboard も好きだけど、Miro とか Muralが好きです)。
コーチングを学びたいと思う理由は?
- コーチングを学ぶと、女子にモテそうと思った
- (過去に所属していた会社で)指示を出すだけでは限界を感じていたからコーチングを学びたいと思った
- 人々の助けになりたい
- コーチングを普段の業務に活用したい
- アジャイル型の組織を作るノウハウを習得したい
- この場をキッカケにHRTをATWに広めたい
集まったメンバーで、次に何をしてみる?
- (もう少し、コーチングについてちゃんと学びたいから)コーチングバイブルの読書会をしてみる
- (読書で学んだことを実践できるようにするために)キリがいいところまで読んで学んだスキルを、コーチングセッションとして練習し、また次の塊的なところを読んで練習を繰り返す
コーチングサークルで、今、やっていること
ってな感じで「コーチングバイブルを読みながら、学んだことを実践しながら、コーチングへの理解を深めていこう」的な雰囲気で今の「コーチングサークル」の形になりました。
今は「コーチングバイブル」の3章まで読み終え、ここまでで学んだことを踏まえて下記のコーチングスキルを2人1組のペアに分かれて練習している最中です。
- 傾聴(内的傾聴、集中的傾聴、全方位的傾聴を使い分けてみて、その違いを共有する感じの練習)
- 俯瞰スキルの練習
- 比喩スキルの練習
- 認知スキルの練習
終わりに...
今は、6名が週に一回、1時間の時間枠(月曜日の11:30-12:30)で集まって活動しています。
メンバーの内、3名(僕も含む)は「もっと本格的にコーチングを学びたいのだ!」と、The Coach Academyというコーチングスクールでもコーチングを学んでいたりします。
ここまででご紹介させていただいたとおり、「コーチングサークル」は、1兆ドルコーチを読んで見る → コーチングセッションを実践してみる → コーチングバイブルを読みながら実践してみる(今、ここ)と、いろいろな実験をし、その実験結果をふりかえり、次に繋げていくという感じで活動しているので、この次は何をすると僕たちは選択するのだろう?と、今から次の実験が楽しみだったりします。