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立場によって見えるものが違う 仮説

Last updated at Posted at 2022-11-05

お客様の依頼で、ソフトウェアを個別にお造りになられているお仕事では、 
立場によって見えるものが違う
ことがわかっているか、わかっていないかで、無駄作業、無駄時間が倍、半分くらいは違うかもしれない。 

<この項は書きかけです。順次追記します。>

立場の違いによって見えるものが違う

立場1(左)から見ると、全体はAで、色は黄色(薄い色)、Bは中心の部分で色は黄緑(濃い色)
立場2(右)から見ると、全体はBで、色は空色(やや薄い色)、Aは中心部分で色は黄緑色(濃い色)

立場が違えば、集合関係も違うように見えるかもしれないし、色も違うように見えるかもしれない。

視点の違い.png HAZOP 質疑応答編&記録編(3.6a) Safety and Security https://www.slideshare.net/kaizenjapan/hazop-tokyo201809 p.174

 この資料は、三次元のA、Bを二次元表記したものです。全体像は、横から、左下は左から、右下は右から見た像の二次元表記です。屈折率等を考慮すると、下の左右の中心像はもっと大きくなるというご指摘をいただいています。三次元描画ソフトでこの資料を作成してくださる方を募集しています。

「三方よし」への三つのあり方

妥当性確認(validation)

パッケージソフトウェア、オープンソースとして出荷するソフトウェアは、自分も利用者として操作すると、自分自身もお客様で、ああ、ここちゃんとしてないは、これ不便だはってすぐにわかる。 

自分が使うソフトウェアを書いたことがない方に、いくら説明しても、日本語が下手でわかってもらえない。

色については、色覚が多用で、どういう色使いなら、誰にでもわかりやすいというものは存在しないと考え、何割の人に見えやすく、何割の人には識別しにくいから形も変えるという感じで、色と形の組み合わせが大事だと分かってきた。 

プログラマが知っているとよい色使い(JIS安全色)

プログラマが知っているとよい色使い・形(JIS 案内用図記号)鉄道(15)

検証(verification)

依頼内容をどれくらい網羅しているかを確かめること。 

大事なのは、依頼内容ではないかもしれません。

お客様から何がみえて、何が見えてないかがわかっていないと、 
依頼内容の理解そのものが違う可能性があります。 

そのため、その会社に出向して作った方が、早いってこともしばしばあるかもしれません。 

お客様が見えているものがわかれば、持ち帰りで作ってもいいものができるかもしれません。 

権利と義務の前に。仮説(147)

C言語:未定義、未規定、処理系定義

IT業界以外での応用 

市民 

人生で影響を受けた本100冊。

38 で紹介した「権利のための闘争」では、常に権利のために活動していることが大事とのこと。 

なにもせずにいたら、何かをしている人に権利を脅かされることを感じるとよいかもしれない。

税金を払う義務を全うしたら、権利はかってにやってくるものではない。 

裸の王様にならないために

いつも裸の王様になっていないかの確認も大切。

教員 

学校の先生は、自分も生徒だった経験があるはずなんですが、先生になってみると、自分が生徒の頃思ったこととは違う感じなのでしょうか。 

あるいは、生徒の頃から、一面的な性格で、そのまま教員になってしまったのでしょうか。

大学を出なくても、大学の先生にはなれるように、すべての教員が、該当する教育を受けているとは限りません。 

立場が変わると、以前に見えていたものが見えなくなる可能性があるという仮説が有効かもしれません。

社長 

なんであんな人が社長になったんだという方が、実は社長になられてから業績を伸ばされたという話はお聞きすることがあります。 

自分が一番上に立つと、力量を発揮される方だろうと思います。 

立場によって、見えるものが違うだけでなく、行動の影響力も違うということは大切な視点です。 

どんなに厳密に見えたとしても、影響力が発揮できないのであれば、何の役にもたてないかもしれません。 

見え方が不完全でも、役にたつ行動ができる可能性があるという仮説もたてておきたいような気がします。

議員

議員ついて考えてみましょう。国会議員でも地方議員でも。

議員になられる方で、官庁にお勤めになられていて、議員になられる方が一定数おみえになります。 

その背景として、議員になる前に、官庁で国民の方のために仕事をしていて見えたものと、議員になってから見えるものの違いがわかっていることが大事かもしれません。 

官庁の中での仕事の経験がなく、いきなり議員になって、上からしか官庁を見ていないと、大事なことが全くみえておらず、マスメディアに踊らされているようなか方が、すべての政党の8割くらいおみえになるという仮説が官庁での定説かもしれません。 

官庁につとめていたら大丈夫かというと、官庁で一生懸命仕事をされて責任ある仕事をされて議員になられた方と、一生懸命仕事はせずに、世渡り上手だけで議員になられた方では、全く見えているものが違う可能性があります。 

結果として、官庁勤務があったかなかったかにかかわらず、大事なことが全くみえておらず、マスメディアに踊らされているようなか方が、すべての政党の8割くらいおみえになるという仮説が官庁での定説になるのかもしれません。 

お勧めは、議員になる前に全ての官庁の組織を回って、そこで働いている人を観察してみるといいかもしれないです。議員になってからでは見えない景色が見えているかもしれません。

どの党にも、地道にあちこちの出先官庁を周り、具体的に解決すべき現場に行く人は2割くらい(当社比)。 
マスメディアの方を見て反応するだけで、現実は全く違うことを見ない議員、政党がどれだけ多いだろうか。保守、革新、若手、年寄り、なんにも関係ない。100人いれば、80人はそんな感じ。わが党は違うという党があれば、マスメディアの方を向いている比率が高いだけだったりするかもしれない。

<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>

文書履歴(document history)

ver. 0.01 初稿 20221105
ver. 0.02 社長追記 20221106
ver. 0.03 短歌追記 20221112

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