WTO/TBT協定では、技術的な仕様を記述する際に、非関税障壁とならないようISO, IEC, ITUの国際規格を参照し、その差を明確に記述することを推奨しています。
では、そのISO、IEC、ITUの国際規格の文書をどのようにして閲覧すればよいか。
図書館等の所蔵
愛知県立図書館では、十年くらい前までISO国際規格を所蔵していました。
月1くらいで訪問し、読み漁っていました。
現在、どこの図書館で所蔵しているか調査中です。
残念ながら、国立国会図書館は日本で発行したものを所蔵するため、ISO国際規格は揃っていません。
日本規格協会
日本規格協会では、ISOを購入することができるだけでなく、閲覧も可能でした。
過去形なのは、最近訪問してないからだけで、後で調べて補足します。
Public Available
ISO制定時に、無償公開することを決めた規格は、無料で閲覧できます。
Liaison
国際規格団体と情報交換協定を結び、相互に情報交換をする団体があります。
例えば、ISO/IEC JTC1とIEEEとはA Liaisonとして、相互の規格を持ち寄って審議することがあります。
Liaison担当は、相互の規格を閲覧し、統合、修正、補間など、両方の規格を矛盾がなく、無駄がない状態にするように努めるため、相互の規格を閲覧します。
私は、ISO/IEC JTC1 SC7から ISO/IEC JTC1 SC22へのリエゾンと、
ISO/IEC JTC1 SC7からISO TC22SC4
委員限定
ISOを審議する委員は、審議のために、審議対象国際規格のほか、申請すればその国際規格でNormative Referenceで参照している規格も配布されることがあります。
ただし、審議専用であり、外部への発信は審議する委員会での合意に基づいて行う必要があります。
ISO/IEC TR 15504の審議の際には、試行のため