交響楽の指揮者は、何十という楽器の特性を心得ていて、
作曲者の想いと、作曲当時の時代背景などを理解し、楽曲の解釈をして、
個々に指示を出している。
IT Project Managerで、その事業で利用している何十という道具類の特性を理解している人は、
自分の知る限り半数はいないかも。
交響楽の指揮者より、IT Project Managerの方が大変なのは、
作曲、編曲、演奏という3つの行動を、同時に実現しないといけない点にある。
100人の楽団の交響楽よりも、
100人のプログラマの事業の方が、3乗複雑なのだ。
交響楽の指揮者の能力が100ないといけないとしたら、
IT Project Managerは、1000,000。つまり10000倍たいへんなのだ。
じゃ、すべてのIT事業が作曲から入るかというと、そうではない。
既存のソフトの作り直し、早い話が作曲なくて編曲だけという場合もある。
演奏は、自動実行であるにせよ、運用という名前でよんでいようが、
DevOpsの時代には、自分たちで指揮するのだ。
つまり100倍は大変なのだ。
道具類
CPU, GPU, FPGA
論理回路の仕組みを知っていないと、どういうCPU,GPU,FPGAを使っているから、どのライブラリを利用し、どのフレームワークを採用し、あるいはそれらの改良にも着手するかどうかを決める。
プログラミング言語
特定のプログラミング言語に依存したライブラリ、フレームワークが存在するかもしれない。
どのハードウェアを採用したからどのプログラミング言語というのもありかも。
ライブラリ・フレームワーク
関連資料
課題研究
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/cb41441cf520c68b13bc
職業訓練(IT)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/95368b63fa21d64271ec