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旧環境の保守で一番困る選手権を開催します。 

1 DB

データベースが、その機種固有の場合に泣いた。 

ある機器固有のデータベースの講習会に出たことがある。 

質問しても、質問しても回答がない。 

その機器固有の機能の説明しかできない。 

COBOLでの保存の仕方、検索の仕方、出力の仕方の説明と、不必要な説明が山のようにあった。 

利用した最後は、csvファイルへの出力機能を使った。 

複雑な構造が定義してあったようで、csvファイルに落ちない項目が多数あった。 

2. JCL(job control Language)

機種ごとに違う。共通機能があるかどうかもわからない。

Fortran, Cobolのセミナをあちこちの機種で受け、結局ちんぷんかんぷん。 

紙カードでプログラムを入力したときには、お決まりのJCLの紙カードを前後にで挟むか、
こちらがお決まりの処理であれば、受付でいい感じに前後に挟んでとおしてくれる。 

本番業務の例外処理のやまのようなJCL群は、本当の熟練工しか変更できないかもしれない。 

CPUのレジスタのビット幅、アドレス空間を指定する際のビット幅などに固有の指定の仕方なんてわかんない。 

異なる言語で生成したファイル形式の指定方法、変換方法などもさっぱり見当がつかない。 

マニュアルのどこに、どういう名前で書いてあるかもわからない。(手元にないから)

 通信線 

Ethernet以外の通信線を見たことありますか。 

シリアル通信といっても、UART/SCI、SPI、I2C/I3C, ... 。1線、2線、3線、4線、5線、6線、7線、8線、9線などさまざま。 PCに対応する測定機能がないと、自作するしかない。 

高価な測定器は買っても、次に使い道がない。

Ethernet

Ethernetに対応しているからと言って、うまくいくとは限りません。 

メインフレーム固有の通信規約と、UnixとNetwareとApple talkを10 base 2上で共有していた時、しょっちゅうネットワークが落ちました。 
 
2つの建物の間のブリッジが、また悪さをするやつで、ブリッジの電源さえ落とせば、それぞれのネットワークは動いているという感じでした。  

建物の中は、中身がCISCOのルータの別会社から発売になっている機器でした。

CISCOの5日間で20万円ほどするセミナを自費で受講しました。 
エントリーという入門と、CCNP相当のアソシエイトを受けずに、いきなりCCNP相当のプロフェッショナルを受講しました。
幸い、下の二つのコースの教材があり、1日目と2日目でエントリーを読みながら、プロフェッショナルを受講し、 
3日目と4日目は、アソシエイトを読みながら、プロフェッショナルを受講しました。 
5日目は、CCIE相当のエキスパートを3分の1くらいやりながら、プロフェッショナルを完走しました。

PC用のEthernet測定ボードを購入して測定しようとしていました。 

そんなある日、Etherealという、現在のWiresharkの前身のソフトウェアが登場しました。 

当時は100万円くらいする測定機器がないと、うまく測定できなかったネットワークが、あらまあ、こんなに簡単に。

Wireshark 導入、記録、分析。無線網(Wi-Fi)空中線(antenna)(64)

Wireshark 導入、記録、分析

MacintoshにWiresharkを導入する7つの壁

「基礎からわかるTCP/IP JAVAネットワークプログラミング」Eclipseでコンパイル。Wiresharkでデバッグ。

WindowsにWireshark(64)を導入

それでも、ここのネットワークの設定方法が分かるわけではなく、ネットワークが止まったら、 

  1. ブリッジの電源を落とす。
  2. Appleを外す。 
  3. Netwareを外す 
  4. メインフレームを外す.
  5. PCを外す。
    で、UNIXだけで通信ができるか確認するということをするくらいでした。

良い点 

嫌なことばかり書いても、参考にならないかもしれないので良い点をいくつか。

予備の機器をあらかじめ配置していた。

PC, ルータなど20台以上使う機器は、冗長性を持たせるという趣旨のもと、事実上の予備機器を確保していて、不調があれば、利用者が機器交換をして対応していました。 

技術者との情報交換 

パソコン通信のそれらの機器のSIGのSIG-OP、サブシスなどをしていて、 
不具合を書けば、その時点で日本全国の拠点の製造者側もお客様側のエンジニアにも伝わり、 
新聞より早い情報網が構築できていた。どちらからも、貴重な情報が即日おしえてもらえた。 

四十数年前のことです。 

現代においても、製造者と利用者の主要な技術者が共通して読み書きできるslackとか構築していない会社があるのは驚きでしかない。 
四十数年前にできていたことが、いまだにできていないIT業界っていうのはなんなんだろう。 

製造側も全技術者が参加していない場合には、利用者側の重要な情報は、社内報で引用して展開していたとお聞きしたことがある。

勉強会 

オンラインだけでなく、オフラインの勉強会にも参加していた。 

勉強会(IT系)をすべて当たりにする方法。仮説(124)

凡人の生き残り戦略 〜 凡人網のつくりかた 〜

Advent Calendar 2022

今年企画した4つのAdvent Calendarと、それぞれの記事一つをご紹介します。

AUTOSAR Advent Calendar 2022

AUTOSAR References to ISO, IEC, ITU, IEEE, RFC and SEA etc.

Automotive Handbook Advent Calendar 2022

Basic principles, ボッシュ自動車handbook(英語)11版まとめ<2>

2022 いいねをいただいた記事ランキング(O.K.版) Advent Calendar 2022

2022年1月下旬 いいねをいただいた記事 16

AdCale(O.K.) Advent Calendar 2022

「会議は15分未満」に。小耳にはさんだ話。

AdvencCalendar2022 報告

誤差の評価が苦手(専門分野以外)

<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>

文書履歴(document history)

ver. 0.01 初稿 20221221
ver. 0.02 誤植訂正 20221226
ver. 0.03 ありがとう追記 20230625

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