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抽象度を上げると役に立たなくなる道理

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ある事象の抽象度を上げれば、役に立たなくなるのは道理だと思う。 

どんな事象も、抽象度を上げれば、存在するか、存在しないか。1か0になる可能性がある。 

抽象度を上げたら存在しなくなるものは、抽象度を上げたことが役に立たなくなるのか、 
対象物が、今注目している抽象化の観点で役に立たないからのどちらかだろう。 

こうして、抽象度を上げたものが、役にたつか立たないかはわからないことがわかる。 

どんな事象にも、その事象固有の抽象度以上はあげてはいけないという境界値があるのかもしれない。 

連続量と離散量 

抽象度を上げるときに、離散量にしてもいいか、連続量のままがいいかは大事である。 

連続量で計算したい値を離散量にして役に立たなくしたことがないでしょうか。 

抜き取り検査と全数検査 

抜き取り検査の仕方が、対象物の特性に必要以上に対応していると、測定結果は役に立たない。 

計測はなるべく具体的で、抽象度を上げてはいけない。 

集計結果の分析の際に、いくらでも抽象度を変更して模型を見ることが模擬試験だったりする。 

学会発表などで、どういうデータを示しているのか、わからずに質問してみると、 
ほとんど無駄な測定をされていることがときどきある。 

無駄な測定の抽象度をいくらあげても、役に立たないことはある。 

抽象度を上げるとは、誤差も大きくするかもしれないと思うとよいかもしれない。 

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