100人以上の方に話しを聞いていただく時に気をつけていること。
話しの偏り。
参加されている方々の偏りに応じる。
例えば、職業。
例えば、興味。
例えば、やる気。
事例 1 docker
下の表は、行が経験者数、列が導入済数。経験があっても、現在のシステムでは導入していない方がいることを想定して、区分。経験者が導入していない、導入できない理由を時間によってはお聞きし、対応を議論する場合がある。
経験有 | 導入済 | 0 | 1-3 | 4-10 | 11-32 | 33-60 | 61-100 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | (1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | |
1-3 | (2) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | |
4-10 | (3) | (3) | (3) | (4) | (5) | (6) | |
11-32 | (4) | (4) | (4) | (4) | (5) | (6) | |
33-60 | (5) | (5) | (5) | (5) | (5) | (6) | |
61-100 | (6) | (6) | (6) | (6) | (6) | (6) |
全員に受講目的と、受講目標を記載してもらいます。
導入済みでもなく、利用経験のない方は、A。
現在導入済みの人は、B。
利用経験のある人は、C.
利用経験があり、現在も導入済みの人はD
という分類を記載していただきます。
(6) 61人以上が導入済みの方、61人以上が利用経験あり
3人ごとの班で、
Aの方は、なんだと思っているか、なにができるとうれしいか。
Bの方は、なんだとおもっているか、なぜつかわないか。
C,Dの方は、よかったことと、わからなかったこと
進め方は、C,Dの方が、Aの方に説明し納得されたら、Bの方に説明し、その時点での未解決問題をまとめておいてもらい、最後に順次報告してもらう。
その時点で出た疑問に対して、答えは会場を優先する。
会場からの説明で、根拠、URLなどが必要なものは、資料のどこに掲載があるかを補足する。
(5) 33人以上が導入済みの方、33人以上が利用経験あり
進め方
3人ごとの班で、
Aの方は、なんだと思っているか、なにができるとうれしいか。
Bの方は、なんだとおもっているか、なぜつかわないか。
C,Dの方は、よかったことと、わからなかったこと
議論と報告
C,Dの方が、Aの方に説明し納得されたら、Bの方に説明し、その時点での未解決問題をまとめておいてもらい、半分の時間で順次報告してもらう。
その時点で出た疑問に対して、答えは会場を優先する。
会場からの説明で、根拠、URLなどが必要なものは、資料のどこに掲載があるかを補足する。
(4) 11人以上が導入済みの方、11人以上が利用経験あり
進め方
3人ごとの班で、
Aの方は、なんだと思っているか、なにができるとうれしいか。
Bの方は、なんだとおもっているか、なぜつかわないか。
C,Dの方は、よかったことと、わからなかったこと
議論と報告
C,Dの方が、Aの方に説明し納得されたら、Bの方に説明し、その時点での未解決問題をまとめておいてもらい、半分の時間で順次報告してもらう。
C,Cの方がいない班では、それぞれの目的、目標に照らし、何から聞きたいかを相談し、4分の1の時間で順次、質問を投げてもらう。
出た疑問に対して、答えは会場を優先する。
会場からの説明で、根拠、URLなどが必要なものは、資料のどこに掲載があるかを補足する。
(3) 4人以上が導入済みの方、4人以上が利用経験あり
進め方
利用経験のある方に順に説明してもらい、順に質問してもらう。
会場からの説明で、根拠、URLなどが必要なものは、資料のどこに掲載があるかを補足する。
(2) 1人以上が導入済みの方、1人以上が利用経験あり
進め方
利用経験のある方に順に説明してもらい、順に質問してもらう。
会場からの説明で、根拠、URLなどが必要なものは、資料のどこに掲載があるかを補足する。
簡単な事前演習をしてもらうか、その場で回答してもらい、
正解数の多い人から、3人ほど、順に話をしてもらう。
参加目的、目標などを含めて。ここまでで4分の1の時間を使う想定。
半分までの時間を使い、説明し、次の4分の1の時間を事後演習をしてもらう。
残り4分の1の時間で演習問題の正解率の低い人、3人に何がわからなかったかをお聞きし正解率の高い方に説明してもらう。
会場からの説明で、根拠、URLなどが必要なものは、資料のどこに掲載があるかを補足する。
(1) 導入済みの方、利用経験のある方がいない。
簡単な事前試験をしてもらうか、その場で回答してもらい、
正解数の多い人から、3人ほど、順に話をしてもらう。
参加目的、目標などを含めて。
半分までの時間を使い、説明し、次の4分の1の時間を事後演習をしてもらう。
残り4分の1の時間で演習問題の正解率の低い人、3人に何がわからなかったかをお聞きし正解率の高い方に説明してもらう。
会場からの説明で、根拠、URLなどが必要なものは、資料のどこに掲載があるかを補足する。
事例 2
座学の講義を演習講義へ変換する方法。
事前アンケート
事前問題
事前問題が作ってある場合は、問題の解答を提出してもらいます。
少ない場合で、1問。多くても5問。解答時間は5分から30分を想定。
わからない用語調査
事前問題を作れないときは、資料のわからない単語、説明できない単語を100個あげてもらうことをしています。時間は1時間未満の時間で時間切れ作業。
説明可能な用語とわからない用語調査
少し、理解率が高そうな題材ん場合は、説明できる単語を別に最大10個まで記載してもらい、資料のわからない単語、説明できない単語を100個あげてもらうことをしています。時間は合計1時間未満の時間で時間切れ作業。
演習
目的、目標
事前に目的と目標を記載してもらう。事前の目的、目標記載内容が希薄な場合は、目標の立て方について説明し、補足してもらう。5分から10分。
事後問題
事後問題を解きながら、内容を確認してもらう。
最初に内容を見ずに事後問題を解くのも自由。
ただし、内容を見ずに、事後問題を全問正解した人は、申告してくださいとお願いする。
会場からわからない単語で多かったものを説明できる人を募り、簡単に話をしてもらう。
質疑応答
4分の1の時間経過した時点、あるいは開催方法すぐに質問者が出た場合は、質問への解答をする。内容を読めばわかる質問については、どのあたりを読んでから、わからないことを書き出してくださいとお願いする。
半分の時間経過時点で、今日の目的、目標に照らして、どの程度まで到達したかで、やり方を変えてもらう。
事例 3
ある時、たしか100人くらいの合宿だったと思う。
自分以外は、全員反対の意見を持っていることがあった。
自分の経験を淡々と語るしかない。
一つの経験を語るごとに、数人の共感を得た気がした。
なんだそうか。
とか。
あるある。
とか。
何時間が過ぎた頃、意見がほぼ真っ二つに別れた。
原因と結果に見える事が単なる時間の流れでしかないことはしばしばある。
それを原因と結果だと思い込む理由はたくさんある。
いつもそうだから。
それで不都合がないから。
逆の対応を考えるのが面倒。
あげはじめたら切りがないだろう。
常に参加してくださっている方々の意見の割合に着目し、
その意見の背景となっている立場、視点に思いをはせ、
その立場、視点でも、逆のものが見えた経験を語るしかない。
成功体験は語っても、成功体験に頼らないために。清水吉男・田中伸明・柏原一雄・佐々木 眞一。仮説・検証(153)
難しいのは成功体験に頼ってしまったり、驕ってしまったり、高圧的になってしまうことを止める方法がないこと。
それよりも、有頂天になっていて、足が地についていないこと。
結果として2回に1回は失敗する。
「皆様のご協力」これ、やっぱり一番でかいです。広島と東京との遠隔演習の時に、広島で仕切ってくださった方が、広島の意見をうまく吸い上げていただいて、先に紹介できたこと。仙台で100人規模での演習の時には名古屋から一緒にいってくださった十数人の方が核になってくださったので説明なしに始めるとか(名古屋ではいつもですが、9分の1以上の経験者がいないと破綻する方法)。SWESTで女性5人がリーダになってくださって15人ですごく成果がでて、永和システムマネジメントとチェンジビジョンでの演習につながったこと。やり方を毎回変えて、一度おきの失敗はあるかもしれないけど、その次に再生できるのは「皆様のご協力もあって」。確率5割。サッカーだと誰の 得点/シュート数 より高いだろう。
新人の方によく展開している有益な情報