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自動車のソフトウェアで解決できるリコールをIT業界の視点で推測してみる

Last updated at Posted at 2019-07-12

あるメーカのある車種に乗っていたころの話。

前面に警告灯がつき、エラーコードを見ると、サービスステーションに行ってくださいとのこと。

早速、サービスステーションに行くと、ECUにケーブルを繋いで、データを吸い出している模様。

あ、警告の数がオーバフローしそうな時に出る警告だろうと推測がついた。

吸い出すだけでなく、ECUの新しいソフトも書き込んでいる模様。

リコールするほどではない小さな不具合は、車検時、定期点検時、警告時などに更新することになっているんだなと推測した。

それから何日かあと、山のキャンプ場で泊まった時、朝エンジンがかからなかった。
電話で連絡したら、しばらく置いてから、また掛け直してくださいとのこと。

数時間経って、JAFに引き取りにきてもらうかどうかを迷っていたら、エンジンがかかった。

一応、サービスステーションに行った。
またデータの吸い出しなどをしていただいた。この時は、ソフトの更新をしたかどうか確認し忘れた。

数ヶ月経って、リコールが来た。

ああ、警告が出た現象と、その極値であるエンジンがかからないことがある現象の最終版が出たのだと推測した。

リコール隠しの要素はどこにもない。

不具合があっても、治し方が分からない時点で、死亡事故が起きるのでない限り、リコールのしようがない。

改良したソフトウェアの、メーカ等の試験場で、一定の条件で、何十時間、何百時間と走らせて、ありとあらゆる試験をしてからでないとリコールはできない。

途中で、めぼしい不具合を直した版を、車検時、定期点検時、警告時などに更新しても、それはリコール隠しではない。

まだリコールできる最終版ができない状態の暫定版でしかないと推測する。

IT業界の視点で、ソフトウェアで解決できるリコールを推測してみた。

そんなことは絶対にないという事実、実験記録などをご存知の方がおみえでしたら、ご紹介くださると幸いです。

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