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離散系を扱う技術者の出身別の特質を記録する。

音響(audio)

ミキサ、アンプ、スピーカなどの自作技術から、電気回路に詳しくなる。
雑音(noise)も、音響の雑音の源泉として回路の電気雑音を把握する。

ラジオ、テレビなど、電波を受信する音響機器では、電磁波および電磁雑音にも詳しい。

高価な電子計算機も、音響機器の制御には投入することがある。

音響のよいところは、電気的な経験・知識がなくても、耳で音を聞いて良し悪しが判定できるため、電気の知識・経験が豊富でなくてもよいことかも。

無線(wireless)

アマチュア無線をはじめとして、無線機の自作技術から電気回路に詳しくなる。

電子計算機の情報もアマチュア無線に乗せて交換することから、離散系について詳しくなる。

無線は音響に比べて、幅広い電気素子を使う可能性があり、かつ電磁波という三次元空間の計算を行うことから、やや電気の知識・経験があるとよいかも。

航空・宇宙

ミサイルの制御に計算機を用いるようになり、計算機の発展と航空・宇宙の技術の発展が加速した。

ミサイルの制御で用いる技術は、製鉄、原子力など自動制御の基本的な技術であり、産業的なひろがりが大きい。

機械(machine)

ロボットなど、機械の自動制御に計算機を使うようになってくると、日本では機械屋さんが直接計算機でプログラムを作りはじめられる。

遊興競技(game)

電子機器の普及では、電卓についてゲーム機器が多かった。
使う方から作る方に回るとよいかも。

映像(photo, video)

写真機、撮影機がデジタル化すると、撮った画像・映像をすぐにネットにあげられるようになり、映像系から計算機の道に進む人も増えている。

instagram, youtubeなど画像、映像は、言語の壁を超えて伝達されるため、音楽とともに、ネット世界の基本文化となりつつある。

天文

望遠鏡の計算機による記録、制御など、天文での計算機の利用は幅広い。
天文では、科学計算なども盛んで、計算機を利用する。
アマチュアとプロとが、継ぎ目なく繋がっている分野でもあり、専門的な科学技術の知見を持った人の層が厚い。

自動車

排ガス規制により、計算機により制御が始まると、自動車技術者により計算機利用が爆発的に増えた。自動運転の実用化に伴い、第二次計算機ブームが起きているかもしれない。

医療

X線写真の解析など、医療分野の計算機利用は早く、かつ高価な機器を導入することから、技術と産業の発展に寄与してきた。

CT,MRIなど計算機制御による測定機器や、遺伝子解析など、計算機利用の一大産業である。

軍事

航空宇宙は、軍主導で行ってきた国がある。ミサイルの制御は、誘導機能など、ロボット三原則など、社会的な合意との関係があいまいになっているかもしれない。

戦闘ロボットなどは禁止のはずであるが、研究開発は行われている可能性があるかもしれない。

アメリカの計算機産業の最大の出資者だったかもしれない。

文書履歴(document history)

ver. 0.01 初稿 20190323
ver. 0.04 URL追記 20230308

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