LoginSignup
4
5

More than 5 years have passed since last update.

Mail.appのデータをThunderbirdに手動で移行する

Posted at

はじめに

Thunderbirdデータのインポートは、Apple Mail 5.0 以前のバージョンにしか対応していないらしい。ローカルにある大量のメールデータをなんとかして移行したい。そこで、EMLX to mbox converterを使って手動で移行する。以下、試すなら自己責任で。

EMLX to mbox Converterの取得

以下よりダウンロードする。
http://www.cosmicsoft.net/emlxconvert.html

emlxデータのコピー

emlxデータは/Users/username/Library/Mail/V2/Mailboxes以下にある。Mac Mailでローカルにフォルダを作っていれば、inbox.mboxなどのディレクトリがそこにあるはず。しかし、emlxファイルはさらにそこの階層深くに眠っている。EMLX to mbox converterは、emlxファイルそのものをドロップしてやらないといけないようだ。

仕方ないので、findコマンドで一括して見つけて、適当なディレクトリ(例えば~/mailtemp)にコピーし、そのディレクトリから一括してドロップしてやることにする。Macの端末のcpはxargsと相性が悪いので、rubyのワンライナーで。

$ find inbox.mbox -name *.emlx | ruby -ne 'file=$_.chomp;`cp #{file} ~/mailtemp`;puts file'

EMLX to mbox Converterで変換

このあと、mailtempにある*.emlxファイルを一度にEMLX to mbox Converterに食わす。ファイルが全て表示されたら、Save mboxとし、例えばデスクトップにinbox.mboxというファイル名で置いておく。するとemlxファイルがまとめてmboxファイルに変換される。

Thunderbirdのディレクトリにコピー

できたinbox.mboxの中にある「mbox」というファイルを、inbox.mboxという名前にリネームした上で、Thunderbirdのディレクトリにコピーする。

作成されたnbox.mbox(これはディレクトリ)をそのままコピーするのではなく、その中にあるmboxというファイルをリネームした上でコピーすることに注意。

コピー先は~/Library/Thunderbird/Profiles/hogehoge.default/Mail/Local Foldersとかいう名前になっているはず。ここに先ほど作成したinbox.mboxというファイルをコピーしてからThunderbirdを立ち上げると、ローカルフォルダの中に「inbox.mbox」というフォルダが作成されており、中のメールが読めるようになっているはず。

上記の作業を、Mail.appで作成したローカルフォルダの数だけ繰り返せば終了。繰り返しになるが、くれぐれも自己責任で。

4
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
5