1.場所
私たちのグループはプレゼンテーション室を担当しました!
近年設備が新しくなったことによりプレゼン用の設備が整ったことで
ワープロ室 → プレゼンテーション室 に名称が変更されたんです!
2.分析
今回我々は4つの分析を駆使し、オープンスクールに訪れて実際に動画を見る中学生について分析しました。
2-1 3C分析
顧客(Customer)
今回はターゲットがオープンスクールに来ている中学生の方々と既に決まっていたので、どのような顧客化と考えた結果
・工業と商業で悩んでいる
・就職や進学で悩んでいる
という中学生と
・商業科の存在自体知らない
・島商の魅力を知らない
という『悩んでいる中学生』『知らない中学生』がいることが分かりました。
それによって我々はわかりやすく商業についての説明を加えることにしました。
競合(Competitor)
競合には比較的近所にある普通科の
島田高校さん
同じく商業高校である
浜松商業さんや静岡商業さん
工業高校の
科学技術高校さん島田工業さんが挙がりました。
同じ商業高校とどのように差を付けるかが課題として浮かびました。
自社(Company)
Customerに対して島商の魅力を最大限伝えるため、まずは自分たちで良いところを把握することに勤めました。その結果
施設が整っており検定取得に力を入れているということが分かったので、それをメインで推していくことにしました。
2-1 PEST分析
PEST分析では、政治的要因や経済的要因など一見ターゲットには関係なさそうなものですが調べていくと近年のgigaスクール構想の拡大によって電子機器に触れる人が増えているのではないかということや中学生のスマホ所持率91.9%と高くなってきており、スマホの使用にも慣れているのではないかなど繋がることが多く、結果として説明の簡易化などに踏み切るきっかけになりました。
2-1 SWOT分析
内部・外部・好影響・悪影響の4つから自社(島田商業)の周りの環境を分析することで、強調したいことや自社のチャンスを見つけらました。
特に島商は他校にない取り組みが数多くあり、また就職のサポートも手厚いので、それをアピールすることができるのではないかと考えました。
2-1 ファイブフォース分析
5つの脅威(フォース)から自分たちのことを分析しました。ほかの分析に比べて、様々な視点から見なければならず苦戦しました。
競合の高校が多く、いかに差を付けるかということで、動画のわかりやすさなどクオリティ面を高くすることによって見てもらった人にインパクトを残す動画を作るきっかけとなりました。
3.作品について
ポスターはGIMP、動画はAviutlというソフトで作成しました。
↓できた作品がこちらです↓
動画はこちらからもご視聴頂けます→ https://youtu.be/_NgS21UiHuE
ポスター担当者の工夫した点・苦労した点
今回工夫した点は、『何を知らない人が見ても、何をすればいいのかが一発でわかる』ことを意識して作成しました。
今回我々が作成したプレゼンテーション室は本校舎から少し離れた位置にあり、それまでに数個別のARを体験しているであろうと仮定し、説明を最小限にしました。工夫した点は下3つの絵です。Linustock様の線画イラストを使用し、短い文で説明し一つの単語で動きを表すシンプルなものができたと思います。苦労した点としては配色です。シンプルにしようとしすぎるあまりに地味になってしまい、いかに見やすさを維持しつつぴったりな配色ができるかが悩みどころでした。
動画担当者の工夫した点・苦労した点
ポスターをきれいに作ってもらったので、「しょぼい動画」だと思われないように動画の内容をクオリティの高いものにするのが難しかったです。今回のような説明動画は、説明自体がわかりやすいことと、動画が見やすいことが求められると考えます。そこで、字幕に加えて音声をつけることで、視覚からでも聴覚からでも情報を届けられるようにしてみました。音声には機械音声を使用することで、島田商業のカリキュラムにより興味を持ってもらうことができると思います。また、「人に見てもらう」ということを意識して作成しました。例えば、途中の段階で何度もグループの人に動画を確認してもらって意見をもらったり、実際に動画サイトにアップされているものを見て研究したりなどして、たくさんの人が最後まで動画を見てくれるように工夫しました。
4.感想
動画やポスターを作成する際、事前に分析したことや集めた情報がとても役に立ちました。分析をすることによって1つの物事を自分たちの視点だけではなく利用者、他校、社会情勢など様々な視点や要素を作品に取り入れることができました。改めて作品を作る前の分析の大切さを実感しました。また、課題として作業の仕方が挙げられました。グループとして作業分担をしたものの、片方に負荷がかかりすぎてしまうことがあったり、丁寧にやろうとするあまり時間をつかいすぎてしまったりと改善すべき部分が多く見つかりました。事前の分析も作業の技術も社会では必要とされることばかりなので、授業の中で知識として学ぶだけではなく実践的に活用することができて良かったです。
5.その他
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