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RDSのスナップショットを削除する方法

Last updated at Posted at 2024-06-03

はじめに

ポートフォリオとしてAWSにデプロイしたサービスが不要になり、AWSのリソースを削除する際に、
RDSのスナップショットが削除できずにつまづいたので、解決方法をまとめました。

目次

1. 発生した事象
2. 解決方法
3. 自動バックアップとスナップショットの違い

発生した事象

AWSのリソースを全て削除したつもりの私でしたが、
数日後、AWSの支出が無料利用枠の制限を超えたというメールが届きました。
請求書を確認すると、RDSのリソース内でAmazon Relational Database Service Backup Storageが0.02ドル使っていることがわかりました。

RDSのリソースを確認すると、DBの自動バックアップとして保存されてあるシステムスナップショットがあることがわかりました。

そこで、手動で削除しようと思いましたが、以下のようなメッセージが出て削除できませんでした。

解決方法

エラーメッセージに「削除されたインスタンスのシステムスナップショットを削除するには、保持されている自動バックアップを削除します」とあったので、
これを手がかりにRDSのリソースを隅々まで調べてみた結果、以下で手順で削除できることがわかりました。

左側のメニューから自動バックアップを選択し、保持というタブを選択すると自動バックアップされているDBインスタンスが表示されます。
この自動バックアップを削除した後であれば、スナップショットを削除することができるようになります。
:page_facing_up:[公式ドキュメント]保持している自動バックアップの削除

自動バックアップとスナップショットの違い

<自動バックアップ>

  • RDSの機能の1つであり、デフォルトで有効となっている
  • DBインスタンスのストレージボリュームのスナップショットを自動的に作成し、個々のDBだけではなく、そのDBインスタンス全体をバックアップする

<スナップショット>

  • バックアップ機能によって作成されたデータ
  • スナップショットからDBインスタンスを復元することができる
  • スナップショットのストレージ使用分に対して課金される

ちなみに...
公式ドキュメントによると、DBインスタンスを削除する際に、自動バックアップ保持するか否かを選べるらしい。
:page_facing_up:[公式ドキュメント]自動バックアップの保持

まとめ

  • 自動バックアップはRDSの機能であり、スナップショットはバックアップによって作成されたデータである。
  • 自動バックアップという機能を無効化した後でないと、スナップショット(バックアップされたデータ)が削除できない仕様になっている。

最後までお読みいただきありがとうございます!

参考資料

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