この記事で書くこと
この記事ではpythonの型ヒントについて簡単に説明していきます。
型ヒントとは?
型ヒントとは、関数の引数と返り値の型を書いておくものです。
型ヒントは、あくまで注釈であり、あってもなくても、Pythonの実行時にはなにか特別効果があるわけではありません。(別に最悪なくても良い☺︎)
ただ、注釈を書いておいて置くことにより、コードの改修時や、チーム開発で他のメンバーがコードを見た時にわかりやすいようにすることができます。
なるべく記載した方が良いでしょう☺︎
型の種類
基礎的な方になりますのでなるべく全部暗記できるようにしましょう。
私はbytesを使ったことがなかったのでこの記事書いてて初めて知りました...
名称 | 型 |
---|---|
整数 | int |
浮動小数点数 | float |
文字列 | str |
バイト | bytes |
真理値 | bool |
None | None |
下記型はそのまま使用してしまうとエラーとなってしまうので、importしてあげましょう
from typing import List, Tuple, Dict, Set
名称 | 型 | 簡単な使用例 |
---|---|---|
リスト | List | List[int] |
辞書 | Dict | Dict[str, int] |
タプル | Tuple | Tuple[int, int] |
セット | Set | Set[int] |
型ヒント定義例
変数定義
変数名: 型 = 初期値
age: int = 0
関数の引数定義
def 関数名(引数名: 型 = 初期値):
pass
def get_age(age: int = 0):
pass
関数の戻り値定義
def 関数名(引数名: 型 = 初期値):
pass
def get_age(age: int = 0):
pass
関数の返り値定義
def 関数名(引数) -> 返り値型:
return 返り値
def get_age(age) -> int: ←返り値が10でintなのでintとする
return 10
全部使ってみる
def 関数名(引数: 型 = 初期値) -> 返り値型:
配列変数: 型 = 初期値
配列に引数を追加
return 返り値
def get_user(user: str = "田中") -> List[str]: ←返り値がListで中身がstrなので
user_list: List[str] = []
user_list.append(user)
return user_list
まとめ
pythonの型ヒントは他にもあるのでこちら更新しましたら、こちらの記事にリンクを貼りまする☺︎
間違っている点やこの書き方の方がわかりやすいなどありましたらコメントしていただけると幸いです。