##はじめに
インターン先でプログラミングを勉強中の文系学生。
プログラミングを勉強していくなかで、わかったことが1つある。
それはエラーを出すことは成長につながるということだ。
##プログラミング勉強を始めたばかりの頃
「エラー出したくないなぁ...」
プログラミングを勉強し始めて間もない頃の自分は、こういうことを思っていた。
エラーが出れば、修正するための時間がかかる。
少しでも色々なことを学びたい思いも強かったからか、『エラー=避けるもの』と考えていた。
一般的には『エラー=間違い』という意味が強いと思う。
少しはその影響を受けていたのだろう。
基礎的なプログラミングの知識程度であれば、問題なくエラーを出さずに学習を進められた。
しかし、それも限界を迎える日が来る。
##エラーの壁
「全然先に進まない…」
プログラミングの学習を進めていくにつれて、どんどん理解しなければならない内容が難しくなっていった。
参考情報をまねて、あまりよく理解できずに作業をしていたこともしばしば。
そんなことをしていれば、エラーも出ることも当然。
その上、エラーを避けていたのだから、表面的な『勉強』しかできていなかったといっても過言ではない。
「さすがに、このままじゃやばいか…?」
このようなことを思っても、どうすれば脱出できるのかもわからない状態。
『エラー=間違い』というイメージを持っていれば、それが原因だとは思わない。
一体、俺の何が原因なんだ…?
##エラーと仲良くなる
現状を脱出するためには、自分のやり方を変えなければならないのだろう。
『じゃあ、一体何を変えようか…?』
このようなことを思いながらプログラミングの勉強をしていた。
そんな状態で勉強にも集中できるわけがなく、いつもどおりエラーを出した。
エラーの内容を見てみると、『ここが間違ってるよ!!』と教えてくれている。
(ん? エラーって名前だけど、それ違くね?)
ここでようやくそれに気が付いた。
ほかの分野では『エラー=間違い』と認識されることが多い。
しかし、プログラミングにおいては、それは通用しない。
プログラミングにおいて、『エラー』は『指導者』なのだ。
これほど適切に、自分のどこが間違っているのかを教えてくれる存在はいないだろう。
そのことに気が付いた自分は、エラーに対する認識が変わった。
最近ではエラーを出すことを目標に、プログラミングを進めることもある。
間違えたところを1つ1つ修正していけば、正解にたどり着く。
エラーを出さずに進めていたら、自分の弱点に気が付かないままプログラマーとなってしまうところだった。
エラーを出すことで、構文を修正できるだけでなく、プログラマーとしても成長できる
これからもエラーと肩を組みながら、プログラミングを勉強していこう。
##まとめ
エラーはプログラマーを成長させる
このことを頭に入れて、プログラミングを勉強していこう!!