3歳のこどもとLINEの交換ができる
先日ハッカソンに出まして、そこで作ったものが、3歳から使えるLINEコミュニケーションデバイスです。
先日のハッカソンでつくったものは、「3歳のこどもから使える、LINEコミュニケーションデバイス」でした。
— 柳瀬浩之@人材開発×UX専門家 (@btap_hiro) September 21, 2020
うちの子も、もう少しで使えるようになるので、楽しみです。#protoout #M5Stack #ヒーローズリーグ #IoT pic.twitter.com/lwwboxfZGS
さすがにこどもにスマホは持たせられないけど、LINEで直接コミュニケーション取れたら、というニーズにぴったりのプロダクトです。
仕事中に「パパ、仕事頑張ってー!」「早く帰ってきてー!」ってメッセージがきたら、疲れもふっとぶってもんです。
仕組み
こんな仕組みでつくりました。
今回つくったもの
M5Stackを使ったことがなかったため、そもそもM5Stackって何ができるのかを、本やネット上で色々調べてみました。
すると、いくつか作ってみたいアイデアは浮かんだものの、M5Stackとちょっとしたセンサーしか用意してないため、基本は、M5Stack1つあれば作れるものにしようと考えました。
また今年クラウドファンディングに挑戦したいと思っているアイデアが「滑舌トレーニングAIアプリ」なので、その技術にも応用できそうなものをつくりたいと思っていました。
そのため、「B5Stackでできること」×「使いたい技術」×「自分が作ってみたいもの」の掛け合わせで、色々リストアップしてみた結果、今回のアイデアに至りました。
必要なもの
・PC
・M5Stack
・google Home
・スマホ
作りかた
M5Stackを使えるようにする
こちらの記事を参考にしてください。
M5Stackを起動させるまでにハマったポイントと改善のヒント(Mac版)
【M5Stack初心者向け】Aruduino IDEを使った後、UI Flowを使う方法
こどもから親へのメッセージ送信設定
思っていた以上に簡単に設定できました。
IFTTTの設定
IFTTTのWEBサイトからサインインして、Createを選択。
下記ボタンをクリックし、GoogleAssistantを検索し、選択。
左から3番目「Say a phrase with a text ingredient」を選択。
ここからは人によって異なると思いますが、
What do you want to say?には、Google Homeどんな言葉を言うと、LINEにメッセージを送るのかを決めます。
私の場合は、「パパに $ って言って」としました。
$は送りたいメッセージです。$の前後には半角スペースを入れるようです。
Optionは他の言葉でもメッセージを送れるようにする場合に使ってください。
同じ要領で、What do you want the Assistant to say in response?には、
Google Homeの応答分を入力します。
例)はい、 $ と送ります。
Create TriggerでGoogle Home側の設定は終了です。
その後、以下をクリックして、今度はLINE側の設定をします。
LINEを選択し、
こんな感じで入力し、Create actionを選択します。
これで終了です。
親からこどもへのメッセージ送信設定
UI Flowを以下のように設定する。
M5Stack画面のところには、スタンプを重ねておいた上で、
右側のように作りました。
ちなみに、3歳からの理由は・・・
うちの娘は2歳ですが、まだ使えません。まだGoogle Homeが認識できるようなはっきりとした言葉で話せないから、というのもありますが、「ちょっと怖い」そうです。
3歳になれば、言葉もはっきりしてくるし、Google Homeへの話しかけにも慣れるんじゃないかという期待も込めて、3歳からとさせていただきました。
3歳から使えたよ、と言う声お待ちしています!