20
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

機械学習で、指でA-frameの3Dオブジェクトを動かすアプリをつくった

Last updated at Posted at 2020-09-17

3Dの物体を指で動かしてみよう

A-frameを学び、animationの動きを見ていて、このanimationを指で動かせないかと思って、色々試してみました。動かせたら、ちょっとしたゲームができそうだなと。

できました

つくったものをまずご覧ください。

まだ機械学習の精度が低く、思ったようには動いてくれませんが、一応、手の動きに合わせて、アニメーションが変わるように設定できました。

また、使い方のチュートリアルが表示されるように、intro.jsも使ってみました。

WEBサイトも以下に公開しています。

こちら

※ただ、ローカルでファイルから開いた時は問題ないのですが、NetlifyでWEBサイトを公開すると、intro.jsのチュートリアルがうまく機能しません。原因がよくわかりません。

→(解決)単純に、動画が許可されてしまうと、すぐに画像認識のプログラムが動いてしまい、intro.jsのチュートリアルがストップしてしまうだけでした。

使った機能

・Javascript
・teachableMachine
・A-frame
・intro.js

つくりかた

ポイントだけ書いていきます。

まず対象物をA-frameで表示させる

ただA-frameのquickstartで書かれているやり方

<a-sphere position="0 1.25 -5" radius="1.25" color="#EF2D5E"></a-sphere>

これに後でanimationを追加する方法がわからなかったので、javascriptで対象物を作成してみました。

const scene = document.querySelector('a-scene');
let sphere = document.createElement('a-sphere');
sphere.setAttribute('color', '#FF9500');
sphere.setAttribute('radius', '0.5');
sphere.setAttribute('position', '0 0 -5');
scene.appendChild(sphere);

これで球体が表示されます。

以下の記事を参考にしました。

こちら

手の動きを機械学習で覚えさせる。

機械学習で使ったのが、teachableMachine。
手軽に学習できます。

image11.png

使い方も簡単。
上、下、左、右、それぞれの手の形を写真で撮って覚えさせるだけです。

そうすると、URLが発行され、以下のコードをいれると簡単に使えるようになります。

const imageModelURL = 'TeachableMachineで取得したURL';

手の動きによって、球体にアニメーションを追加する

手の動きを解析した結果で、アニメーションを追加させるようにしました。


classifier.classify(onDetect);
    function onDetect(err, results) {
        console.log(results);
        if (results[0]) {
            console.log(results[0].label);
            if (results[0].label === '') {
                // [FIX] sound 関数実行
                moveUp();
            } else if (results[0].label === '') {
                moveDown();
            } else if (results[0].label === '') {
                moveRight();
            } else if (results[0].label === '') {
                moveLeft();
            } 
        }
        classifier.classify(onDetect);
    }
    // sphere.setAttribute('position', '0 0 -5');
    function moveUp() {
        sphere.setAttribute('animation', 'property: position; to: 0 5 -3; dur: 2000; easing: linear; loop: true');
    }
    function moveDown() {
        sphere.setAttribute('animation', 'property: position; to: 0 -5 -3; dur: 2000; easing: linear; loop: true');
    }
    function moveRight() {
        sphere.setAttribute('animation', 'property: position; to: 5 0 -3; dur: 2000; easing: linear; loop: true');
    }
    function moveLeft() {
        sphere.setAttribute('animation', 'property: position; to: -5 5 -3; dur: 2000; easing: linear; loop: true');
    }

チュートリアルを追加する

ちょっと前から気になっていたintro.jsを使ってみました。

サイトにも書いてある通り、簡単に使うことができました。

intro.jsのサイトから最新版をダウンロードして、

intro.jsのダウンロードページ

その内、intro.jsとintrojs.cssの2つのファイルを、index.htmlと同一ファイル内におさめ、index.htmlから読み込みます。

読み込み方

<script src="https://aframe.io/releases/1.0.4/aframe.min.js"></script>
<script src="intro.js"></script>
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="introjs.css">

チュートリアルの内容を作成します。

<div data-intro="" data-step="1">※3ステップを読んでから、動画の再生ボタンを押してください。</div>
<div data-intro="" data-step="2">1.カメラの使用を許可してください</div>
<div data-intro="" data-step="3">2.動画に向かって上下左右を指で指してください</div>
<div data-intro="" data-step="4">3.すると、球を指の方向へ動かせます</div>
<div data-intro="" data-step="5">では、「Done」を押して、ステップ1からはじめましょう。</div>

そして、最後にscript内に

introJs().start();

これを書けば、完成です。

この機能を使えば、ゲームがつくれそう

今回はゲームをつくるまでにはたどり着けなかったんですが、手で物体が動かせるということは、簡単なゲームが作れそうです。

・ボールを目的地まで動かす
・ちょっとした野球ゲーム

など。

自分の手で野球ゲームが作れたら面白そうだな、なんて思いました。

よかったら、LGTMお願いします!!

20
17
4

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
20
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?