はじめに
現代の開発現場では必要不可欠なdockerですが時々、関連ファイルをいじってないのに突然upできなくなったりbuildが失敗するようになったり言うことを聞いてくれないことがあります。
エラー文を読んで色々調べてもなかなか解決できない時の対処としてイメージなりコンテナなりを削除しようということになるのでそれ関係のコマンドをまとめました。
本家はこちら → https://docs.docker.jp/config/pruning.html#id3
コマンド一覧
容量の確認
$ docker system df
TYPE TOTAL ACTIVE SIZE RECLAIMABLE
Images 5 0 3.864GB 3.864GB (100%)
Containers 0 0 0B 0B
Local Volumes 0 0 0B 0B
Build Cache 0 0 0B 0B
イメージの削除
# 現在使用されていないイメージの削除
$ docker image prune
# すべてのイメージを抹消
$ docker image prune -a
コンテナの削除
# 現在使用されていないコンテナの削除
$ docker container prune -f
# すべてのコンテナを抹消
$ docker image prune -a
ちなみに-f
は「本当に削除して良いですか?」的な確認をスキップしてます。
ボリュームの削除
# 確認
$ docker volume ls
# 個別に削除
$ docker volume rm volume_name
# 使用していないものすべて
$ docker volume prune -f
# 全て削除
$ docker volume rm $(docker volume ls -qf dangling=true)
ネットワークの削除
$ docker network prune -f
全てを一括削除
これまでの奴らを一気に削除するコマンドになります。
# イメージ、コンテナ、ネットワーク
$ docker system prune
# volumeも含める場合
$ docker system prune --volumes
キャッシュの削除
$ docker builder prune -f
最後に
何か間違っている箇所があればご指摘ください。