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GooglePlayにAppBundleをコマンドでアップロード

Last updated at Posted at 2019-03-11

前回の「deploygateにapkをコマンドでアップロード」に続き、GooglePlayへの本番アプリのリリースも自動化にも取り組みました。
今まではAndroidStudio上の操作でAppBundleファイルを作成し、GooglePlayへのアップロードは手動でやっていましたが、作業の効率化やミス防止やCI導入を見据えて一連の作業をコマンド化しています。

AppBundleの導入

AppBundleの詳細についてはこちら。すでに導入している場合はスキップしてください。

1. アプリ署名への登録

GooglePlayConsoleを開き、「登録するアプリ > リリース管理 > アプリの署名」を選択します。利用規約が表示されるので、内容を確認して問題なければアプリを登録しましょう。

2. 秘密鍵のエクスポートと暗号化

まだ秘密鍵をエクスポートしていないと思うので、まずはエクスポートと暗号化を行います。合意後に表示されている画面の指示に従い、PEPKツールをダウンロードしましょう。PEPKツールで既存のkeystoreから秘密鍵のエクスポートと暗号化をおこないます。

$ java -jar pepk.jar --keystore=foo.keystore --alias=foo --output=encrypted_private_key_path --encryptionkey=xxxxxxxxx
3. 暗号化された秘密鍵をアップロード

出力されたencrypted_private_key_pathを表示されている画面上のボタンからGooglePlayへアップロードします。新たにアップロード鍵を生成して使用する場合はこちらを参考に。

gradle-play-publisherの導入

GooglePlayへのアップロードには、gradle-play-publisherを利用します。

1. GooglePlayConsoleとGoogleAPIConsole上のプロジェクトをリンク

GooglePlayConsoleの「設定 > APIアクセス」を開き、プロジェクトをGooglePlayにリンクさせます。プロジェクトが表示されない場合はGoogleAPIConsole上で新規作成し、GooglePlayAndroidDeveloperAPIを有効にしましょう。

スクリーンショット 2019-02-28 14.51.22.png

2. サービスアカウントキー(JSON)のダウンロード

続いて表示されている画面の「サービスアカウントを作成」ボタンをクリックし、GoogleAPIConsoleでのサービスアカウント作成に進みます。画面の指示に従いサービスアカウントを作成したら、「認証情報 > 認証情報の作成 > サービスアカウントキー」 にてサービスアカウントキー(JSON)をダウンロードします。

スクリーンショット 2019-03-01 13.54.47.png

3. 作成したサービスアカウントからのアクセスを許可

作成が完了するとGooglePlayConsoleの画面上の「サービスアカウント」欄に作成したサービスアカウントが表示されます。「アクセスを許可」ボタンから適切な権限を設定しましょう。

4. build.gradleの設定

app下のbuild.gradleに記述を追加します。

build.gradle
plugins {
    id 'com.android.application'
    id 'com.github.triplet.play' version '2.1.0'
    ...
}

ダウロードしたサービスアカウントキー(JSON)をAndroidプロジェクトの適当な場所に配置し、serviceAccountCredentialsで指定します。以下ではbeta版向きにしていますが、製品版をアップロードする場合はtrackをproductionにします。

build.gradle
play {
    serviceAccountCredentials = file("your-key.json")
    track = "beta"
}

GooglePlayへのアップロード

コンソールでプロジェクト直下に移動し、まずは以下のコマンドでGooglePlayに登録している画像等のリソースをダウンロードしましょう。

./gradlew bootstrapReleasePlayResources

GooglePlayに登録してある画像等を変更したい場合は、リソースを更新して以下のコマンドでアップロードできます。

./gradlew publishListingRelease

いよいよAppBundleをGooglePlayへアップロード!

./gradlew publishReleaseBundle

※productFlavorsを利用している場合はタスクもそのBuildVariantに合わせましょう。./gradlew tasksで確認できます。

以上、簡単アップロードでした (^o^)/

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