なんだか知らないけど色々考えることが増えてきてしまい、残念なことになりつつあるWeb開発界隈。そろそろ「如何に書かないか」みたいな話に移行しなければ、と思っている。
使用するツール/サービスが増えるにつれ、クソみたいな独自仕様を沢山押し付けられてしまい、結果として初期学習コストが殆どになっていてやばい。
新しい仕様を理解することが仕事、みたいなことになりつつある。
Railsのnginx+unicorn設定みたいな話、一回しかやらないからといって全然自動化/簡略化されない。おおよそ全てのRailsエンジニアがこのへんの何かしらに嵌ったことがあると思うし、こんなにもみんなが通る道がなぜこんなにも整備されていないのか不思議。
こういう話は山ほどあって、うらみつらみを沢山書きたい。
あと、自動化の話。
沢山自動化してるとなんかメカメカしくて格好良いからやるけども、
CIを設定してHubot作ってついでにAWSの料金を毎日教えてくれるようにする…とかやってるだけで日が暮れてしまう。
自動化はエンジニアの美徳であることは正しいが、そもそも先に仕事を終わらせるべきであり、自動化はその後でも良い場合が多い。
性質がエンジニア的だと、往々にして自動化マニアみたいな感じになりがちで辛い。
そして残念な事実があり、自動化したいと思うことの7割は自動化してもうまみがあまりない。
色んな技術があって面白いのだけど、一つの事実があって、常にエンジニアリングは間違っていることを肝に銘じたい。
「創る」の類いの言葉は正しいけど、「エンジニアリング」は本来不要であるべきことだ。
エンジニアはエンジニアリングが不要な世界を目指さなければならない。
もっと素朴で良いと思う。
YAGNI