Dr.Sum Excel Extractorとは
エクセルからDr.Sumへデータを取り込む場合、エクセルのどの部分を抽出箇所にするのかという情報を記したEXSファイルが必要になります。
Dr.Sum Excel ExtractorはEXSファイルを作成するツールで、今回はこれの基本的な使い方をSS貼りつつ紹介します。
ExcelをDr.Sumに取り込むまでの流れ
1.取り込み元となるExcelファイルを用意
2. Excel ExtractorでEXSファイルを作成
3.VTB作成
4.Dr.Sumテーブルへインポート
普段CSVやODBCを使って取り込む手順に、EXSファイルを取り込む手順が1つ追加されるだけなので、そんなに大変ではないです
ExcelをDr.Sumに取り込むまでの手順
1. 取り込み元となるExcelファイルを用意
今回はサンプルデータの顧客マスタ.csvをエクセルにして、下のように適当にヘッダやら情報やらを加えてみました。
取ってきたいところはB8セルからの箇所になります。
2. Excel ExtractorでEXSファイルを作成
Excel Extractorを開き、左上の[Excelファイル選択]の右側にある[参照]を選択して、1.のエクセルファイルを選択します。
真ん中のエクセルみたいな場所は「シート設定エリア」といってそこで取得するデータの範囲を設定します。
その下の表は「プレビューエリア」といっては実際に取り込まれる表のプレビューになります。
右側のエリアは「設定情報エリア」といって、設定した情報を文字ベースで見れる場所になります。
今回は、表が綺麗にまとまっているので、シート設定エリアの青い枠の部分を動かして、範囲を設定します。エクセルの印刷プレビューと似たような使い方なので、エクセル使える人にはやりやすいかと思います。
あとは右上の[設定ファイルの保存]を押せば終了。
3. VTB作成
4. Dr.Sumテーブルへインポート
こんな感じで正しく取り込まれました。