軽流(Qingflow)
中国のノーコードサービス https://qingflow.com/
プラン
2023年1月22日時点の情報です。
PLUS版で50ユーザーありますし、凡その事ができそうです。
ただし、OPEN APIの使用、WEB HOOKの有効化、そのほかAPIまわりを活用しようとすると、ALPHA版が必要になりそうな印象です。
- PLUS版 9,600元/年で50 User。月額800元
- ALPHA版 19,600元/年で50 User。月額1,633元/年
当記事ではALPHA版で試してみます。
使ってみた所感
アプリグループ的なもの
これがアプリをひとまとめにしたグループ的なものと思われます。商談報告という名前のグループを作ってみます。
アプリを追加してみます。
色々とテンプレート的なものもある様ですが、1から作ってみます。
フォーム設計、ワークフロー、拡張設定、アプリ発布
考え方は、日本のノーコードサービスkintoneと大きくは変わりなさそうです。
自動付番
標準で伝票番号の自動付番に対応している様です。ルールのカスタマイズの可能な様子。
こんな感じで顧客マスタのフォームを定義
kintone同様画面上で項目をドラッグ&ドロップで設置します。
ワークフロー設定
ワークフロー設定です。まずは何も設定せずにそのままいってみます。
一旦発布してみます。
普通にレコード登録できます。
一覧画面がこんな感じです。
一覧表示する項目も選択できる様ですが、使用者側が定義できるという印象。開発側で指定できるかは不明。
カード型の一覧表示も可能な様子。
EXCEL導出可能なのは1回あたり20,000件まで。
5000件ずつひとつのExcelファイルに分かれるようです。
レコード内容の編集が少し複雑?
なぜかレコード編集のメニューが見当たりません。
「再申請」ボタンはありますが、顧客コードをキーにしている場合、コード重複で再申請ができません。
データ管理→修正 というメニューがありました。
こんな感じで対象項目を指定すれば更新を掛けられる様です。
普通の編集方法もある様な気がするのですが、見つかりませんでした。ここはもう少し調べていきたいと思います。仮に、編集画面が無い場合、ちょっと実運用は難しいかなという印象。
商談アプリを作成
商談アプリで顧客情報を選択できるか試します。kintoneでいうところのルックアップですね。
顧客情報を参照してドロップダウンにすることはできましたが、選択された顧客コードに対応する顧客名を別項目に代入する方法と、顧客名で顧客を検索する方法はみつかりませんでした。
総評
まだ初見でさわっただけなので、わからない点が多いですが、非常にワークフロー色が濃いノーコードサービスという印象です。
静的なマスタと動的な日時のトランザクションという形の仕組みが上手く作れるかどうかの見極めはにある程度の使い込みが必要そうです。