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kintoneAdvent Calendar 2017

Day 18

kintoneの通知をFlowを使って微信(Wechat)に飛ばす

Last updated at Posted at 2017-12-15

この記事は kintone Advent Calendar 2017 の 18日目の記事です。

作るもの

1.kintoneレコード追加のWebhookをMicrosoft Flowで受ける。
2.Microsoft Flowから微信(Wechat)にメッセージを送る。

微信(Wechat)とは

中国のLINEです。中国ではとってもたくさんの人たちが使っています。
今回使うのは、企業が使うための微信である、企業微信です。

企業微信の開設はこちらから

kintone側にアプリを作成します。

項目は一つでよいです。フィールドコードは変更しなくてもOK。
image.png

レコードタイトルに画面上の項目を設定

image.png

企業微信側の設定をします。

image.png にある、CorpIDという項目を控えておきます。

企業微信でアプリを作成すると、画面上に AgentIid と Secret が表示されますので、それも控えておきます。
image.png

微信側のアプリ作成が成功すると、微信の画面に作成されたアプリが出てきます。

image.png

Microsoft FLow側で新しいフローを作成します

まずはWebhookの受け口を作ります。

使うコネクタは、要求。
image.png

要求本文のJSONスキーマにはおまじないJSONスキーマを挿入

{
    "$schema": "http://json-schema.org/draft-04/schema#",
    "type": "object",
    "properties": {
        "app": {
            "type": "object",
            "properties": {
                "name": {
                    "type": "string"
                }
            }
        },
        "recordTitle": {
            "type": "string"
        },
        "url": {
            "type": "string"
        }
    }
}

微信のAccessTokenを取得

使用するコネクタは HTTP
image.png

下記リファレンスにあわせて、リクエストを投げます。

企業微信のAccessTokenを取得する方法 

image.png

微信にメッセージを送信

使用するコネクタは HTTP
image.png

下記リファレンスにあわせて、リクエストを投げます。
发送接口说明
消息类型及数据格式

kintoneからのWebhookに含まれる情報と、先ほど取得したAccess Tokenをここで使います。

image.png

フロー全体のイメージはこんな感じ

image.png

フローを保存して、生成されるURLをkintone側のWebhook先に設定します。

Flow側のこのURLを
image.png

kintoneのWebhookに設定

image.png

#動作確認
kintoneでレコード追加
image.png

微信にメッセージが届きました!
対象アプリ、レコードタイトル、対象レコードのURLがちゃんと出ていますね。

image.png

中国以外では需要のない記事かもしれませんが、微信の活用範囲は割と広いので、今回記事にしてみました。

やったね!

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