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RaspberryPi3でWindows10とシリアル通信を出来るまで

Last updated at Posted at 2019-05-08

環境

windows10
RaspberryPi3
PL2303HX搭載 USB変換COMケーブル

端末側の設定

今回使用するシリアルケーブルは下記のシリアルケーブルです。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00K7YYFNM/simotin-22/

このケーブルはPL2303HXというチップが搭載されておりPL2303系が搭載されているシリアルケーブルはwindows8から自動で認識されなくなりました。そのため専用のドライバーを使用するPCに入れなければならないようです。では、下のURL先を見てプログラムをインストールしましょう。
http://www.ifamilysoftware.com/news37.html
因みに私のパソコンだと起動するたびに認識されず、毎回プログラムを動かさないといけないのはなぜなのでしょう...

再起動してシリアルケーブルが認識されていれば次に進みます。

RaspberryPI3の設定

Bluetoothを切る

私の場合、Bluetoothを使わないので予めBluetoothを切る設定をしました。
このBluethoothを切る設定はやらなくてもいいみたいです。

/boot/config.txtの最後に追記します。

/boot/config.txt
 #turn bluetooth off
 dtoverlay=pi3-disable-bt

はい、これで保存 再起動でBluetoothが切れます。

シリアル通信を有効にする

まず、/boot/config.txtに以下のように追記します。

/boot/config.txt
enable_uart=1

シリアルコンソールを無効にする

まず、/boot/cmdline.txtの中身を確認しましょう。そしてもし以下のような文があったら消しておきましょう。

/boot/cmdline.txt
console=serial0,115200

ここで、余計なものを消すや追記するといったことをしてしまうと次起動しようとした際、起動しないということになるので注意しましょう。

さらに、シリアルコンソールのデーモンを停止して、無効にもしておきましょう。
下のようにコマンドを打ちましょう

$ systemctl stop serial-getty@ttyS0.service 
$ systemctl disable serial-getty@ttyS0.service

ここで再起動をかけましょう。
そして先ほどドライバーを入れたPCでteratermを立ち上げてボーレートは115200にして繋げましょう。
RaspberryPIのほうでは下記のようにコマンドを打ちましょう。

$ stty -F /dev/serial0 115200
$ echo "Hello" > /dev/serial0

これで端末側にHelloと表示されたらシリアル通信は成功です.

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