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IT系コミュニティ運営の日常①〜オフラインイベントで心がけていること〜

Last updated at Posted at 2023-02-26

はじめに

こんにちは!かほです♪🐥

現在、本業では開発業務や技術広報業務などに従事しています。
また完全にプライベートでTECH WOMAN KANSAIという関西の女性エンジニア限定のコミュニティをゼロから立ち上げ、運営しています。
最近はプライベートで、フロントエンド開発やサーバーレスアプリ開発寄りのQiitaを投稿していましたが、本記事ではIT系コミュニティ運営の日常というシリーズの第1回と題し、今回はオフラインイベントで心がけていることについて紹介したいと思います。(このシリーズものも不定期で投稿するよ♪)

こんな人に読んでもらいたい

  • コミュニティ運営について知りたい方
  • 地域コミュニティについて知りたい方
  • 女性エンジニア限定のコミュニティについて知りたい方
  • IT系コミュニティについて知りたい方
  • 女性エンジニアのみなさん、ITに興味のある女性の方

そもそもどんなコミュニティ?

このコミュニティは地域軸×女性×テクノロジーで形成されたコミュニティです🐥
コミュニティの活動方針としては、関西のIT企業で働くor関西在住の女性エンジニアの皆さんが集まれる「居場所」を作ることです。
コミュニティタイプとしては、地域軸寄りのオープンなコミュニティです。
現在はオフラインで2ヶ月に1回、もしくは1ヶ月に1回の頻度で定例のイベントを開催、Slackチャンネルでの会話、女子会企画、今後はオンラインでのゆるもく会、交代で技術記事の投稿なども行う予定です。

コミュニティを立ち上げたきっかけは下記の記事に書いてあるので、知りたい方はぜひ読んでみてください♪

オフラインイベントをする意義ってなんだろう?

ここから本題に移ります!今回の記事のテーマがオフラインイベントで心がけていることということですが、そもそも「オフラインでイベントをする理由って何だろう、、、オンラインで十分ではないか?」と考えたことはないでしょうか?
そこで、私がオフラインイベント開催の意義を下記に3点挙げます。

地域性のあるイベントであるため

このコミュニティイベントは関西の女性のエンジニアの方を対象としたコミュニティです。
実際に職場等で男性としか関わることができず、とはいっても同性としか交流しづらいといった方も一定数いらっしゃいます。
また、IT系の仕事はリモートワークの場合が多く、直接人に関わる機会も少なくなってきています。
そのため、関西でオフラインという環境に焦点を当てることによって、同性同士が直接交流できる機会を提供することが重要だと考えています。

オフラインによる情報交換、熱量の伝播が重要なため

コミュニティに参加するメンバーは「人」です。
人の考えや感情をオンライン上の活動のみで動かすことには、一定の限界があります。
そのため、コミュニティの活動方針としてベクトルを示し、一体感をつくるためにはオフラインでの交流によるコミュニティへの熱量増進が必須となります。その熱量を保った状態で、よりコミュニティを広めたいという思いがソーシャルメディア上での情報拡散に繋がります。
そのため、オフラインは「熱量を伝搬させる場所」、オンラインが「情報を拡散させる場所」と考えています。

参考文献: DevRelエンジニアフレンドリーになるための3C

コミュニティに対して興味や関心度が高い人と出会える

オフラインイベントに来る参加者は、基本的にコミュニティに対する興味関心を高く持っている可能性があります。
オフラインイベントはオンラインイベントとは異なり、どこからでも参加できる訳ではありません。
時間と場所の制限があり、とても手間がかかるため、参加している時点で関心度は高いです。
コミュニティに対して関心の高いメンバーから、コミュニティ活動に対する意見をより得やすくなり、今後のコミュニティの活動の発展につながります。

オフラインイベントで心がけていること

ここから実際にオフラインイベントで気をつけていること、心がけていることについて4点お話します。

参加者同士が交流しやすい雰囲気づくりをする

居場所をテーマとしたコミュニティです。
そのため、あくまでも運営者参加者ではなく、参加者参加者といった参加者同士の交流が盛んになることが重要と考えています。
そのために行っている施策としては、下記点があります。

  • 名札をつけてもらう
    名前は本名でもフルネームでもOKとしています。
    呼んでもらいたい名前を書いていただき、イベント中は首からぶら下げて参加していただきます。
    イベント後はこちらで名札を回収し、保管しています。
  • 席をシャッフルしてグループで話してもらう
    交流メインのイベントでは、席をグループごとに分けて、できるだけ多くの参加者と話していただく機会を作れるように心掛けています。

  • もくもく作業中の交流は希望者のみOKとする
    もくもく作業中でも作業中の人の邪魔にならない限り、交流して良いルールにしています。
    ただし作業中の人の邪魔になった場合は、交流を禁止にします。

参加者全員とイベントで話す

運営者の立場として、オフラインイベントに来てくださった参加者の方全員とご挨拶します。
参加者の方が今後コミュニティについて、運営者に気軽に質問しやすくなる関係性を築いていくためです。

イベントのオープニングと終了時にアウトプットを促す

イベントに初参加する方でもコミュニティの概要を簡単に知っていただくため、下記のような資料を使ってオープニング時に説明しています。

またオープニング時とイベント終了時には、みんなでイベントを盛り上げるため、Twitterで#TECH_WOMAN_KANSAIをつけて、イベントに対する感想やアウトプットをするように呼びかけています。
参加者全体で一体感のあるイベントを作っていくための施策の一つです。

イベント後に参加者の方々からフィードバックをうけとる

参加後は、イベント後にSlackコミュニティにて流すイベントのアンケートに答えていただきます。
コミュニティメンバーの方々からのイベント満足度を把握しつつ、イベントに対する改善点や意見を取り入れるため実施しています。
アンケートはもちろん匿名です。

最後に

今回は、コミュニティ運営についてオフラインイベントで心がけていることについて説明しました。

今後は当コミュニティに対する透明性を外部に可視化するため、またすでに所属している関西の女性エンジニアメンバーがより幅広い知見を吸収する環境を作るため、オンラインゆるもく会(ゆる〜〜〜いもくもく会)を定期的に行う予定です。
気になる女性エンジニアさんはconnpassのグループをチェックしてください👇

またTECH WOMAN KANSAIでは、企業様の協賛やエンジニアの登壇、コラボイベントなどいつでも募集しています!ご連絡は、TECH WOMAN KANSAIの公式TwitterアカウントorかほのDMまでお願いします!
コミュニティに興味のある方がいましたら、お気軽にお声がけください。ではでは〜🐥

参考資料

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