ChatGPTとLangChainの勉強のため、就職面接なんかで提出する履歴書の自己PR文を自動生成するプログラムを作ってみました。
機能概要
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入力項目
- 応募先企業の説明文
- あなたの長所
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出力項目
- 応募先企業のSWOT分析の予測結果(Strength、Weakness、Opportunity、Threat)
- 応募先企業が直面している課題の予測結果
- あなたの履歴書の自己PR文の例(あなたの長所を活用することで、あなたが、応募先企業の課題解決に貢献できることをアピールする内容)
入力例: 応募先企業の説明文: 設立3年目のベンチャー企業です。従業員数は4名です。 AI技術を適用した業務システムの実現に向けたPoCおよびシステム開発を行っています。 あなたの長所: 自然言語処理分野のAI技術を保有していること、および、 本番のAIシステムのデリバリ経験を保有していることです。
自己アピール文の出力例: 私は、自然言語処理分野のAI技術を保有し、本番のAIシステムのデリバリ経験を持つエンジニアです。 組織[X]の就職面接に応募することで、私の専門知識と経験を活かし、組織[X]の課題の一部に対して 貢献できると考えています。 具体的には、AI技術を活用した業務システムの開発において、私の能力を活かすことができます。 人材不足による業務の遅れや品質の低下に対して、私は豊富な経験を持つことで、効率的かつ高品質 なシステムの開発を実現することができます。 ・・・(中略)・・・ 私の能力を最大限に発揮し、組織[X]の成功に貢献できることを信じています。
処理概要
以下のようなステップを踏んで自動生成を行っています。
- 応募先企業のSWOT分析
- 「応募先企業の説明文」から、SWOT分析を行う。
- 応募先企業の課題分析
- 1.の分析結果から、課題分析を行う。
- 応募先企業への自己アピール文の生成
- 2.の分析結果で得られた課題の解決に、「あなたの長所」が貢献できることをアピールする内容の文を生成する。
主な利用ライブラリ/サービス
- LangChain
- PromptTemplate 関連しか使っていません。
- OpenAI の gpt-3.5-turbo
コード
作成したコードはgithubで公開しています: kagiya00/sample_resume_generator
以下のリンクから google colaboratory 上で実行することもできます: open in Colab
感想
- コードはかなり簡単。
- プロンプトエンジニアリングは、それなりに手間がかかった。
- アイディアが超重要。アイディア次第でかなり高度なことができそう。
以上