Windowsのアプリケーションを使うためには、wineをインストールします。
wineのリポジトリはferenOSでは既に設定されているため、基本的には追加する必要はありません。
普段遣いするOSなので、GUIで使えるWine管理ソフトであるQ4wine、winetricksを導入して使いやすくしてみます。
次のコマンドを実行してインストール
sudo apt install -y q4wine
sudo apt install -y winetricks
※q4wineをインストールするときに、wineのパッケージも付属してインストールされます。
インストール後は, winecfg
を実行してwine mono、wineGeckoをイントールします。
winecfgの初回実行時にダイアログが表示されます。
Wineをインストールした直後は、日本語を表記するためのフォントが足りないので、一部のソフトで文字化けします。Winetricksからフォントを追加でインストールできるので、allfonts、fakejapanese,cjkfontsなどから適当なものを選んでインストールすれば、文字化けも解消すると思います。
設定後、ファイラー上のexeファイルをダブルクリックすると、実行が可能になっています。
例えば、LINEをferenOS上で使いたいとするなら,LINEの公式ホームページでインストール用実行ファイルをダウンロードして実行、インストール作業をすすめれば良いわけです。
LINEとWINE,FrenOSとの兼ね合いにもよると思いますが、今回は無事インストールができてメッセージも送れました。
-- バージョン情報 --
ferenOS 2020.07
LINE6.0.3.2213
Wine 5.0.2 stable