最初に
2020月4月現在、新型コロナが猛威を振るっています。
この脅威に対してさまざまな対策がされています。コンピュータ上で、私達でもstay homeで参加できるボランティアがあります。
知ってる方は知っているBOINCプロジェクト(のRosetta@home)ですね・・・。
Boinc公式サイト
Rosetta@home公式サイト
BOINCはさまざまな研究機関がグリッドコンピューティングを用いて解析するためのプラットフォームで、新型コロナウイルス(Covid-19)の解析をしているRosetta@home以外にも宇宙人から電波を解析したり、新しい素数を探索したりするなど個性的なプロジェクトが多くあります。
今回の新型コロナ関連のニュースでは、Folding@homeが話題になっています。
Folding@homeもBOINCのRosetta@homeもグリッドコンピューティングでウイルスの構造を分析して医療の発展に役立たせるものです。
Rosetta@homeでも新型コロナウイルスの解析できるようなので紹介します。
qiitaに投稿するのが初めてなので、不出来で誤りがあるかもしれません。
その際は、遠慮なくご指摘ください。
注意事項
- Boincをインストール、稼働させた場合のリスクや損失は、こちらでは負いかねます。
- 個人利用のコンピュータでのみ、インストール、稼働させてください。
団体、会社、学校などに無断でイントール、稼働させるのは禁止されているはずでし、トラブルの原因にもなります。
なぜ、Windowsでないのか?
単に、up者がWindowsよりもubuntu系のLinuxディストリビューションを愛用しているためです。
もしかしたら、この記事のWindowsバージョンをつくるかもしれません。
また、MacOSでの参加方法は紹介できません。これは、金欠でお高いMacOSを変えないためです。。。
Ubuntuでのインストール、導入方法
VirtualBox上で行っていますが、実機で行っても違いはありません。
1.Ubuntuソフトウェアを開く
2.BoincManagerをインストール
この方法が一番簡単にインストールする方法だと思います。
3.インストール後、BoincManagerを起動させる
起動させた直後、BoincManagerでどのプロジェクトを選択するか問われます。
「Biology and Medicine」を選択し、
そのなかのプロジェクトから、「Rosseta@home」を選択します。
4.Rosetta@homeのアカウントを設定する
メールアドレスとパスワード、パスワードの確認を設定するとRosetta@homeのアカウントが作成されます。
すでにBoincのアカウントを持っている方は、「はい、すでにアカウントがあります」からメールアドレスとパスワードを入力してください。
5.実際に稼働させてみる
アカウントを設定すると、自動的にRosetta@homeのサーバに接続してタスクがダウンロードされます。
BoincManegerの「表示」メニューから「詳細表示」をクリックして開き、「タスク」タブを開くとタスクに関する詳細な情報が見れます。このときにタスクの「名前」の欄にCOVID-19があれば、そのタスクは新型コロナウイルスに関する解析を行っています。
新型コロナウイルスに関する解析だけを行うことはできないそうです。それが少し難点かもしれません。
タスクの横にスライドさせると「名前」という欄があります。
その中に、赤い枠で囲ったように「COVID-19」があれば新型コロナウイルスの解析ができていることになります。(ない場合もありますが、それでも他の病気を撲滅するために役立ちます。)
Rosetta@homeのサイトにアクセスしてログインすれば、アカウント情報の確認、設定やBoincを稼働する際の細やかな設定(プレフレァンス)の調整が可能です。(プレファレンスの調整はBoinc Manager上でもできます。その場合、Boinc Manager上の設定が優先します。)