こんにちは!
千葉県出身・在住 20歳
WeekendEnginnerメンバー 中野 湧仁(@kageroupro44 )です。
1月29日(火)日経新聞本社ビルにて、
人生で初めてリリースしたiOSアプリ「#STOP電話de詐欺 -犯人の実音声シミュレーター-」についての取材を受けました!
なんと、、
— 中野湧仁🌟iOSアプリ→#STOP電話de詐欺 (@kageroupro44) 2019年1月25日
日本経済新聞社さんにiOSアプリ「電話de詐欺シミュレーター」を取材していただけることになりました!
取材日までにバージョン1.1を公開するぞ!流石にあのデザインの状態では迎えられない..
本当にやってよかった🤣#Swift#iOSアプリ
今回は「#STOP電話de詐欺 -犯人の実音声シミュレーター-」がなぜ日経新聞社に取材していただけることになったか。その経緯と学んだことを記したいと思います。
##追記:2019/2/27 日本経済新聞の夕刊に掲載されました
「犯人の声」で実態知って 振り込め詐欺の防犯アプリ、学生が開発
##冬休みにクソアプリ11個作る企画がきっかけ
iOSアプリ開発の技術向上のため始めたTwitter企画
#いいねきた分だけ冬休みにクソアプリ作る
— 中野湧仁🌟iOSアプリ→#STOP電話de詐欺 (@kageroupro44) 2018年12月25日
やります🔥
年末年始クソアプリに捧げます。
3年前に迫祐樹( @yuki_99_s )さんが行なっていた挑戦。
僕も挑戦します!!!
絶対にいいね👍
押さないでください。
本日23時まで? https://t.co/xfGBN8tK6D
こちらの企画ではUdemyの講座を使用し、参考にしながらiOSアプリを作っていました。
使用した講座はこの3つです!
【iOS12対応】未経験者が有名アプリ開発者になるiOS 12の全て 20個以上アプリをつくりプロになる
みんなのiOS講座 ゼロからSwiftで学ぶiPhoneアプリ開発の基礎
【ARKit2.0対応】6つのチャレンジでARKitを徹底攻略
iOSアプリ開発はXcodeを使うので、断然動画だとわかりやすかったです。
もしiOSアプリ作って見たいという方がいらっしゃったらこの3つおすすめです!
作ったアプリはその都度Twitterへ..
##2つ目のアプリを作り終えたところで
2つ目のアプリを作り終えたところでUdemyで音声を流す方法を学んだ時に、
オレオレ詐欺の電話がかかってきたことのある祖母、認知症の祖母がいたことで高齢者に対する意識もあり、
オレオレ詐欺などの音声を流すことで防犯に繋がるのではないか。と考え、
すぐにあらゆる警察のHPを調べたところ、
僕が実際に住んでいる千葉県警察が犯人の実音声や文字起こしまで公開するなど、
特に防犯に力を入れているという印象を受けたので千葉県警に協力していただきたいと思い、
その場で千葉県警に電話して音声を使って良いか確認をとりました。
そして形になったのが「電話de詐欺シュミレーター」!!
クソアプリ 3/11 「電話de詐欺シュミレーター」
千葉県警👮♂️はHPで「電話de詐欺」犯人の実音声を公開しています。
このアプリでは実音声を使用し、犯人からの電話を想定したシュミレーションアプリです!
※千葉県警に許可頂きました。#Swift#いいねきた分だけ冬休みにクソアプリ作る pic.twitter.com/8uZefOsTiM
— 中野湧仁🌟iOSアプリ→#STOP電話de詐欺 (@kageroupro44) 2018年12月29日
そしてより使いやすくするためにアップデートを行い...
現在の**「#STOP電話de詐欺」が生まれました**😲
電話de詐欺って何?
###千葉県の広報用名称
「電話de詐欺」とは、「電話その他の通信手段を用いることにより、対面することなく、面識のない不特定の者をだまし、架空または他人名義の口座に現金を振り込ませたり、現金を準備させて受け取りに来たりする手口の詐欺」を言い、「オレオレ詐欺」、「架空請求詐欺」、「融資保証金詐欺」、「還付金等詐欺」はその代表的なものです。
また、このほかにも、「金融商品取引名目」、「ギャンブル必勝法情報提供名目」、「異性との交際あっせん名目」等様々な手口があります。
簡単にいうとオレオレ詐欺などの総称ですね。
引用: 千葉県警察HP
引用: [千葉県警察HP](http://www.police.pref.chiba.jp/seisoka/safe-life_fraud-about.html)グラフを見ると去年は1196件事件が起きていることが表記されています。
これは1日に3件も被害が出ている計算になるのです。かなり深刻。
有効な対策方法
千葉県警HPで電話de詐欺の情報収集をしている中で、防犯する上で重要な文章を発見しました
そこに記載されていたのは
振り込め詐欺の被害をなくしていくためには、高齢者に対してのみ、
その手口や対策を訴えかけるのではなく、家族を含め社会全体にその悲惨な被害の実態を
周知していく取組が重要であるといえます。
また、ある調査によれば、高齢者に対する最も有効な啓発手段は、身近な人から得る情報、
「パーソナルコミュニケーション」であるという結果も得られています。
引用:千葉県警HP
高齢者に対してのみ防犯を訴えるのではダメだ。
**まず僕たち若い世代が被害の深刻さを理解し、**一緒に対策して行くスタンスにしないと被害は無くならない。
これをカタチにしたのが「#STOP電話de詐欺」です。
#STOP電話de詐欺
どんなアプリかというと、犯人の実音声を聞くことができるアプリです。
実音声を聞いて電話de詐欺の防犯に役立てて欲しい。
ただ先ほど書いた通り、電話de詐欺の防犯で一番重要なのがパーソナルコミュニケーションです。
若者世代が率先して防犯に努めないと絶対なくならないと思うのです。
若者世代 → 高齢者世代 という防犯の流れを作る工夫をしました。
##このアプリのポイント
###アプリ名
アプリ名の頭に#(ハッシュタグ)をつけることによって
若者にも他人事ではないというメッセージを与えられるのではないかと考え、
思い切ってつけてしまいました!!
アプリで#(ハッシュタグ)をアプリ名の頭につけてるアプリは見たことないのでそれもアピールに
繋がれば良いなと思っています。
###バッチ獲得機能
音声を流すだけでは、途中でやめてしまうのではないか。と思い、
何かゲーム性を持たせることで1つでも多く
音声を聴いてもられればと思い実装しました。
技術的にはどうやったらバッチ獲得機能を実装できるか
考えながら試行錯誤したのが楽しかったですね!
###SNSシェア機能
僕自身Twitterを初めて1年経ちました。本当にTwitterで全てが変わり、
今の自分はTwitterのおかげと言っても過言ではないくらいです。
人生の視野が広がった感じ..
そんな影響力があるSNSシェア機能を追加すれば、
このアプリを必要とする方に届くのではないかと考えました。
被害の深刻さを理解してくださった方はそれで止まらず、社会に届けて欲しいです。
###デザイン・UI
adobeXDを使ってデザインを行いました!
とは言ってもまだまだですが、ver1.0よりは大分マシになったと思います笑。
デザインに関して全くの知識がなかったのでこちらの参考書を参考にしました。
やってはいけないデザイン
悪いデザインと良いデザインの比較が載っているので全く知識のない僕でも理解できました。
おすすめです!
ボタンや文字も誰でもわかるように、わかりやすくすることを意識しました。
##日経新聞社からの取材のお話
大学の縁で日経新聞の方とこのアプリについて意見をいただける機会があり、
活動に興味を持っていただき、
後日取材をしていただけることになりました。
取材は大手町の本社にお邪魔させていただき、#STOP電話de詐欺のことはもちろん、
プログラミングのことから、家族のことまで1時間半も時間をとっていただきました。
初めての経験で緊張したのですが、お伝えしたいことはしっかりお伝えできたのでよかったです!
日経新聞社の方ありがとうございました!
#最後に
もし少しでも、防犯しなきゃ。と思ってくださった方。
是非千葉県警HPで電話de詐欺対策ページを見ていただきたいです。
被害が深刻なことがわかるかと思います。
そして防犯の一歩として
「#STOP電話de詐欺 -犯人の実音声シミュレーター-」であなた自身が音声を聞いていただきたいです。
恐怖を身をもって感じれると思います。
是非その恐怖を #STOP電話de詐欺 と共にSNSに投稿して欲しいです。
その投稿で救われる人がいるかも知れません。
千葉県の人も、そうでない人も
みんなで電話de詐欺を無くしましょう!!