以前、フロントエンドエンジニアとして転職活動している中、
何社か面接の時間をいただくことができましたので、その中でされた質問をまとめました。
フロントエンドエンジニアの転職面接の解説記事ってあまりないので、実体験が参考になったらうれしいです。
※質問の文言や内容については多少ぼかしてます。また、フランクな感じに書いてますが、どの面接官も敬語で丁寧に話されていましたからご安心ください。
企業が求めている経験・技術・人物像、自身が求めるキャリアプランなどでも聞かれることは変わると思いますので、「こういう視点もあるんだな~」程度で見てください。
ベーシックなものはまとめて書いちゃいます。
転職理由について
・転職のきっかけってなに?
・志望動機を教えて
・転職する上で重要視していること・転職軸ってなに?
転職の理由・きっかけ・転職してまでやりたいことは何かを問う質問ですね。
ここが固まっていないとほかの質問もぐだぐだ回答になるので、しっかり固めて挑みましょう。
働き方について
・普段の仕事進め方を教えて
・普段どういう役割を担っている?
・失敗したなって思うこと、うまくやれたなって思うことはなに?
・今までで失敗したことは?
・現職の仕事ってどう?
・得意な言語ってなに?
・業務で使っているツールはなに?
・CSSの命名規則はどれを使っている?
・弱みはどうやって克服する?
実際に開発を行う上で、どのような環境なのか、現職と転職先での仕事の進め方に大きなギャップがないか、その人がどういう経験を積んできたのか、といったことを知りたいんですね。
将来像について
・今後どんな仕事をしたい(どういうものを作りたい)?
・エンジニアとしてどういう人になりたい?
・この業界(エンジニア/web)に入ろうと思ったきっかけはなに?
将来像や進む方向性、個人の考え方についての質問ですね。
手を動かす仕事ですので、今後作りたいものだったり、どういったキャリア(ディレクター・マネージャー・リード・スペシャリストなど)を積みたいのか聞かれます。
番外編
・フレームワークを使わないけど大丈夫?
フレームワークは導入・選定コストが高いというデメリットがありますが、
複数人でプロジェクトにあたる場合、ソースコードが均一化をされている方が効率が良いです。
提供したい機能・業務効率化を図るうえで、大体の企業は積極的に取り入れている印象だったので、この言葉を聞いたときは驚きました。私はフレームワークは必要に応じて取り入れたい派なので、知れて良かったです。
・面接通ったから来たの?うちに興味があって来たの?
当時担当してくれた転職エージェントさんにも「珍しい質問ですね。」とお墨付き(?)頂いた一つ。私も人生で初めてされた中々パンチのある質問でした。
あえて揺さぶりをかける質問をして反応を見る為なのか、マジで何にも考えず面接の場に来た奴が多くて辟易していたのか、私の志望度が低そうに見えたからかは定かではありませんが、「こういう質問もあるんだな~!」と衝撃を受けました。
リモート面接でしたが、面接官の顔が見切れていたり、他の面接官からの問いかけに返事しないときがあったり、といった様子だったので、もしかしたら私に興味がなかったのかもしれないですね!!!(やけくそ)
・スキルを上げたいなら●●って言語の方が良くない?
面接官の質問というよりは先輩エンジニアとしての意見っぽかったですね。
当時、スキルアップのために業務経験がない▲▲をメインで勉強しています~という話をした際に出た言葉。
こういった言葉が出たときに、改めてなんでその言語を選択しているのか説明できるといいかもしれませんね。
最後に
以上、過去にあった質問まとめでした。「本番に弱い」「変化球が来ると狼狽えてしまう」という、私のような人の参考になればうれしいです。
企業・職種・面接官によって質問は変わりますが、
「自分がどうありたいのか」「転職してまで実現したいこと」を固めておくと回答の応用が利くと思います。
ただ、一人でそういった根幹の部分を固めるのは難しいと思いますので、
複数の転職エージェントで話をすることをおすすめします。
質問を投げかけてもらうことで、見えてくる自分の考えがあると思います。
エージェントと面談して、その日のうちに「ひとまず20社応募してみましょう」などと言われたら 日を置いて考えるか、別のエージェントで相談することをお勧めします。
大量に応募したは良いものの、そのすべてからお祈りメール来たら心折れますし、仮に選考通っても面接日程調整が大変になります。働きながらの転職は使える時間が限られると思いますので、3~5社くらいずつをおすすめします。
・自分の過去の経歴、どうして転職しようと思ったのかをしっかり聞いてくれる
・疑問点、不安な気持ちへの回答が納得できる、わかりやすい
私は上記のような担当さんがついてくれたので、転職や面接への不安がかなり解消できました。
自分の意見を尊重してくれる、信頼できる人を見つけることができれば転職エージェントは心強い味方になります。
使えるものは賢く使っていきましょう。
では、良い転職ができることを祈ってます!