Amazon Glacierの課金体系に罠が多かったのは昔の話
Amazon Glacierの課金体系は複雑で、勘違いしたまま運用すると容易にクラウド破産することが2015年に指摘されていました。GlacierでGoogle検索するとこの情報は記事公開時点でも上位に来ます。僕の知識もここで止まっていました。
最近調べたところ、課金体系が変更され、単純な転送量単位の課金となっていました。公式の料金表を見ればすぐわかるのですが、僕と同じような認識の人のためにここに書いておきます（2017年になっても上のクラウド破産の記事を引用した記事をみかけたので）。
いつからシンプルになった？
AWSのブログによると、2016年11月21日のようです。
We launched Glacier with a pricing model for data retrieval that was based on the amount of data that you had stored in Glacier and the rate at which you retrieved it. While this was an accurate reflection of our own costs to provide the service, it was somewhat difficult to explain. Today we are replacing the rate-based retrieval fees with simpler per-GB pricing.
（強調は引用者による）