0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

フローを使用したカスタム通知の作成

Posted at

これまでカスタム通知はプロセスビルダーを使用してきたが、
フローで完結できることに気付いたため備忘録。

簡単な要件

  • 一定条件の取引先が作成されたときがトリガー
  • グループ(のメンバー)に通知を飛ばす
  • フローだけで完結させる

事前準備

1.カスタム通知種別の作成

通知種別の作成

2.公開グループの作成

フロー作成

今回は取引先作成がトリガとなるので、「レコードトリガフロー」を選択。
スクリーンショット 2022-06-29 151430.png

フローの開始条件は以下のように設定。
アクション要素を使用するには「アクションと関連レコード」を選択する必要があります。
スクリーンショット 2022-06-29 151625.png

フローのアクション要素「カスタム通知を送信」では、以下4つが必須入力の値となります。
①カスタム通知種別のID
②受信者ID
③通知タイトル
④通知本文

③④に関しては変数で用意するでもよし、直打ちするでもよし。割愛します。

まずは①カスタム通知種別IDです。
一般的なレコードのようにURLからIDを見ることができないため、
API参照名を条件に「レコードを取得」してくる必要があります。
image.png

これでOK!

次に②受信者IDです。
公式サイト(フローコアアクション: カスタム通知を送信)をみると、
通知受信者として、ユーザ・取引先・商談・グループ・キューが指定可能です。
ただし、ここで注意したいこととしては、
グループとは公開グループのことを指します。

※chatterで使用するグループは指定することができません。
 どうにかこうにかする方法はありました。

今回は公開グループを通知対象とし「レコードを取得」していきます。
公開グループはフローではオブジェクト名「グループ(API:Group)」と表示されます。

※「グループ(API:CollaborationGroup)」と間違えないよう注意

image.png

受信者IDはテキスト型のコレクション変数を設定する必要があるため、
適宜ループしてIDを追加してください。
image.png

最後にアクションの設定をします。
image.png
カスタム通知種別 ID:①で取得したカスタム通知種別のID
受信者 ID:②で作成したテキスト型の受信者IDコレクション
通知タイトル:任意の値
通知本文:任意の値

その他の値も必要があれば設定。
以上で設定完了です。

動作確認

今回は取引先作成時に通知がされるようなフローを組みました。
無事に通知が表示されてます。
image.png

あとがき

記事を書き始めてから完成させるまでかなり時間が空いたので、
途中で面倒だと思い始めて適当になってます。
chatterグループのメンバーに送信したい場合は、CollaborationGroupでグループを取得し、
CollaborationGroupMemberからUser情報へ、、とたどっていけば何とかなりました。
実際に使用するシーンがあるかは不明ですが備忘録。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?