今日の教科書
#データベースの設定
##database.yml
configの中のdatabase.ymlファイルがデータベースの設定ファイルです。
YAMLファイルはデータをテキストで表すフォーマットでインデントでデータを構造的に記述している。
default: &default
設定
development:
設定
test:
設定
production:
設定
default
:全てに共通する設定
development
:開発時の設定
test
:テスト用の設定
production
:リリース時の設定
###主な設定の項目
adapter
:データベースアクセスに使われるプログラムの一種。それぞれのデータベースごとにある。名前を使いたいデータベース用のものに変更して使う。
pool
:データベースにアクセスするためのもので5とすると最大5ユーザーが同時にデータベースにアクセスできる。
timeout
:データベースの結果を受け取るまでの最大の待ち時間。サーバ型だと、サーバーに問い合わせてから結果を受け取る。その際どれくらい待たされても良いか指定する。デフォルトでは5000。
<<:*default
:defaultに用意した設定をそのまま読み込んで利用することを示している。修正せずそのままにしておく。
database
:データベースファイルの保存場所とファイル名を指定する。
###ほかSQLite以外のデータベースを使う際の設定項目
host
:サーバー型のデータベースを使う際にここでアクセスするデータベースサーバーのアドレスを指定
username
:サーバー型の場合、アクセスするアカウント名を用意する
password
:サーバー型の場合、アクセスに使うアカウントのパスワードを用意する
encoding
:テキストのエンコーディング名を指定する
#テーブルの作成
データベースを使うためにテーブルを用意。データベース内のデータの保管場所。
何を保管するか定義し、データを保管する。
.table
:テーブルの確認コマンド
create table テーブル名 (項目名 タイプ, 項目名 タイプ,…);
テーブルを作成するコマンド。保管するものを定義するために名前とタイプを指定。以下に3つの名前とタイプ。
id integer
:IDの項目、数字。
name text
:名前の項目、テキスト。
mail text
:メアドの項目、テキスト。
#データの保存
insert into テーブル名 values (値, 値, …);
:保管先のテーブル名と値をまとめて記述する。値がテキストの場合、シングルクォートをつける。
#全データの表示
テーブルに保存しているデータを見る
select * from テーブル名;
:テーブルにある全データを丸ごと取り出す
#データの検索
特定の条件で合うものをデータとして取り出す。
select * from テーブル名 where 条件;
:検索条件を指定して特定のものをピックアップ。