どうも、カーブミラーです。
今回は、ChatGPT(生成AI)を使った専門文書簡略化Promptによる難読文書の理解です。論文ベースになります。
本記事は、ChatGPT(Plus版)
で行なっております。
画像はありません。あしからず。
ChatGPT等の動作状況を知らせる
OpenAIのステータスページ。
OpenAIステータス
こちらも載せますね。
ChatGPTが使えない?ログインできない・反応しない原因やエラー時の対処法を解説
著作権法については
こちらを参照するのが
良いのではないかと。
文化庁レポートをもとにした
著作権法についての動画(約20分)
かいちのAI大学 【警告】ChatGPTの画像生成は危険です...【4o Image Generation】
では、さっそく【本題】です。
今回は、
ChatGPT(生成AI)を使った
専門文書簡略化Promptによる
難読文書の理解です。
私が記事を書く際に
科学論文などを読んで
自分なりの解釈をすることが
多々あります。
その際に役立つのは、
ChatGPTをはじめとする
生成AIです。
論文をもとに
記事にしてもらうと
比較的論文の理解が
高まります。
これは経験則でしたが、
実際に実験がなされ、
確認されました。
それが
今回の論文になります。
arXiv:LLM-based Text Simplification and its Effect on User Comprehension and Cognitive Load
タイトルは
『LLMによるテキスト簡素化と
ユーザーの理解、
および認知負荷への影響』
と書かれています。
詳細は、
省きますね。
その論文の中に
Promptがありましたが、
少しだけ手を加えました。
文章の与え方と
記事化することを
修正・追記しただけです。
もとのPromptだと
文章の与え方が“以下の”だったため
“与える”にして、
与える形式に
アップロードも加えた形です。
また、
記事化せずに
実行すると、
段落のない文章になり、
非常に読みづらかった。
この二点の
修正・追記のみ。
こちらが
そのPromptです。
与える文章を、小学6年生でも簡単に理解できるように簡略化・記事化してください。元の意味は保ちつつ、より簡単な言葉と文の構造を使ってください。重要な情報は省かないでください。出力は簡略化された文章のみとしてください。
使い方
❶入力枠に上記Promptを入力・送信
❷文書のコピペ、URLリンク、または
PDFファイルの指定のいずれか
❸送信
❶と❷は、
一緒の入力でも、構いません。
その場合は、
一行の空白を空けて
コピペしてください。
また、
“小学6年生”とありますが、
各自でご自分のレベルに合わせて
変更してください。
“小学6年生”で生成すると、
少し難しい漢字が
ひらがなだったり
漢字だったりします😅
以下が、このPromptを使って
本論文を簡略化したものになります。
(Prompt実行結果)
難しい文章を分かりやすくするAIの研究
インターネットにはたくさんの情報がありますが、内容が難しすぎて読んでも意味が分からないことがあります。特に、医学や法律、科学のような専門的な話は、大人でも分かりにくいことがよくあります。
そこで、Googleの研究チームは「難しい文章を、意味を変えずに分かりやすくするAI」を作る研究をしました。このAIは、「Gemini(ジェミニ)」という仕組みを使って、文章をできるだけ元のままにしながら、やさしい言葉や短い文に言い換えることができます。
研究では、4,563人の人に31種類の文章を読んでもらいました。ある人には元の難しい文章を読んでもらい、別の人にはAIがやさしく書き直した文章を読んでもらいました。そして、それぞれの人に内容についてのクイズを出しました。
結果は、やさしく書かれた文章を読んだ人のほうがクイズに正しく答えられることが分かりました(約4%アップ)。特に医学の内容では、正解率が約15%も上がりました。さらに、「読みやすかったか」や「自信を持って答えられたか」なども聞いたところ、やさしい文章を読んだ人のほうが「分かりやすかった」と感じていました。
この研究から分かったことは、AIを使って文章を分かりやすくすると、多くの人が内容を正しく理解できるようになるということです。これによって、難しい情報も誰でもアクセスしやすくなりそうです。
読んでわかるとおり、
論文で使用された生成AIは、
GoogleのGeminiです。
ですが、
主要な生成AIならば
なんの問題もないかと思います。
まぁ、
生成AIだから
ハルシネーションの危険性は
可能性としてありますので
注意は必要ですが😅
みなさんの
作品制作の糧に
なれば、幸いです。
今回は、ここまで。