どうも、カーブミラーです。
今回は、【OpenAI o1】にお酒のカクテルについて聞きました、の続編です。RaRメソッドを使うことで、ChatGPTにどのように伝わっているのかを知ります。
本記事は、ChatGPT(有料版)
で行なっております。画像は
ありません。 あしからず。
まずは、ニュースです。
ChatGPTのアプリの
Advanced Voice Modeですが、
英国からのアクセスが
できるようになりました。
OpenAI公式ポスト
知り合いの子が
“EU諸国は?”と
嘆いていますが😅
さて、本題です。
昨日(2024/09/28)は、
【OpenAI o1】に
お酒のカクテルについて
聞きました。
【OpenAI o1】にお酒のカクテルについて聞きました。
そこで
【OpenAI o1】が
ユーザーの意図を
読み取って、
すべての情報を
吐き出してきましたね。
今回は、
その続きとして
とあるPrompt手法を
見つけたので、
試します。
記事をアップしたあと、
たまたま過去の記事を
見つけて、試してみました。
その記事がこちら。
【ChatGPT無】RaRメソッドとは? 効果は?
2023/11/15の記事でした。
RaRメソッドというのは、
Rephrase and Respondの頭文字。
言い換えと応答という意味です。
これは
与えたPromptを
生成AIがどのように
解釈しているのかを
表してくれるものでした。
例えば、
●user
(RaRメソッドPrompt)
「カクテルについて教えてください。」
ChatGPT
「カクテルについて詳しく教えてください。具体的には、カクテルの歴史や起源、代表的な種類とその特徴、家庭で簡単に作れるレシピやプロ向けの高度な作り方、おすすめのカクテルや最新のトレンド、さらにカクテルを楽しむ際のマナーやエチケットについても知りたいです。」
と出力してくれます。
本来ならば、
ここまでのPromptを
こちらで記述しなければ
いけないのですが、
さすがに人間が
初見でここまでは
書けませんよね。
“Promptは、具体的に記述しろ”と
よく言われますが、
はじめて間もない人には
無理でしょう。
そこに
この手法を取り入れて
具体的にする、
そして、それを
本来の目的に合わせて
修正すればいいわけです。
こちらのPromptが
RaRメソッドのそれです。
下記の質問を、より良く答えるために言い換えて拡張してください。元の質問の情報を全て維持してください。
「✘✘✘」
実は、RaRメソッドを
知る前から、自分でも
やっていました。
以下の指示プロンプトを、あなたが理解しやすい指示プロンプトに変更してください。
「✘✘✘」
こちらを【OpenAI o1】に使うと
こうなります。
o1-mini
思考時間: 5 秒
改善しているプロンプト
カクテルについての理解を深めるため、質問をわかりやすく言い換えている。整理して再構築
「カクテルの教え方を再構築し、指示をわかりやすくすることが求められている。日本語での説明が必要。」再構築の提案を検討する
「カクテルについて教えてください」のリフレーズを模索中。カクテルの基本情報、歴史、種類、レシピ、おすすめ、最新トレンド、楽しむ際のマナーを含めて再構築を提案している。情報を提供する
カクテルの歴史、種類、レシピ、おすすめ、最新トレンド、マナーについて詳細に教えているね。
承知しました。以下のように指示プロンプトを言い換えて、より具体的かつ明確にしました。これにより、カクテルに関する包括的な情報を提供しやすくなります。
「カクテルについて詳しく説明してください。具体的には、以下の点に触れてください:
-
カクテルの定義と歴史
カクテルの起源や発展過程について。 -
代表的なカクテルの種類と特徴
マティーニ、モヒート、マルガリータなど、主要なカクテルの紹介とそれぞれの特徴。 -
カクテルのレシピと作り方
自宅で簡単に作れる基本的なレシピから、プロ向けの高度な作り方まで。 -
おすすめのカクテルや最新トレンド
季節に合ったおすすめカクテルや、現在人気の高いトレンドについて。 -
カクテルを楽しむ際のマナーやエチケット
バーでの注文方法や、カクテルを楽しむ際の基本的なマナー。 -
カクテルに関連する文化やイベント
カクテルにまつわる文化的背景や、関連するイベント情報。
このように具体的な項目を含めることで、カクテルに関する詳細かつ体系的な情報を得ることができます。
どちらが良いかは、
みなさんが判断して
使ってください。
私は、今回のカクテルについては
RaRメソッドPromptを使い、
必要ない部分を削る感じでの
使用になるでしょうね。
別のパターンでは、
我流の方を使うかもしれません。
みなさんの
作品制作の糧に
なれば、幸いです。
今回は、ここまで。