どうも、カーブミラーです。
今回は、ChatGPTに、思考実験に付き合ってもらいました。
本記事は、ChatGPT(無料版)で
行なっております。GPT4での確認
はできておりません。あしからず。
思考実験といっても
“プロンプトの曖昧さを
どう受け取るのか”という
ところからスタートします。
ChatGPTさんは、
プロンプトを具体的に
書き記すことを
推奨しています。
「未来はどうなる?」
なんてのは、“いつ? どこの?”
となる前に、
“どうなるかわからない”と
答えるしかないですよね。
ほぼ即答します。
曖昧以前の話です。
まぁ、
とにかく、
曖昧な指示を
受けたとき、
ChatGPTさんが
どう判断するのか。
User
あなたは、ユーザーから受け取ったプロンプトを、曖昧だと判断したとしても回答を出してくれます。
曖昧だと判断する根拠はありますか?
今後のプロンプトを書く上での参考にしたいのです。
ChatGPT
はい、曖昧な質問を受け取った場合、私は可能な限りその文脈や一般的な意図に基づいて答えを提供しようとします。ただし、質問が明確でない場合、以下のような根拠で判断することがあります:
- 不明確な主語や対象: 誰や何についての質問なのかがはっきりしない場合。
- 情報の欠落: 与えられた情報が不十分で、質問全体の意図が不明確な場合。
- 複数の解釈可能性: 質問や文脈が複数の解釈を許す場合、最も一般的な解釈を採用することがあります。
これらの根拠を考慮しながら、できる限りユーザーの意図に合った有用な回答を提供するよう努めています。
User
具体例をあげてください。
ChatGPT
もちろんです。例えば、「明日の天気を教えてください」という質問があります。この質問にはいくつかの曖昧な点があります。
- 場所の指定: 「どこの地域の天気か」が不明確です。地域が特定されていないと、天気予報を正確に提供することができません。
- 詳細度の不足: 「天気」という言葉だけでは、具体的な情報(晴れ、雨、気温など)が欠けています。
- 時間の指定: 「明日」という時間が指定されていますが、何時頃の天気を知りたいのか明確でない場合もあります。
このような曖昧な点を補完するために、ユーザーに対して「どこの地域の天気ですか?」や「具体的には何時頃の天気を知りたいですか?」といった追加情報を求めることが必要です。
User
確かに。
ですが、その前に、天気はネットから情報を得る必要がありますね。
あなたには、その機能はないのですから、その旨をユーザーに伝えることが何よりも優先ではありませんか?
ChatGPT
確かに、天気情報などの外部情報へのアクセス機能は私には備わっていません。ユーザーからの天気予報のリクエストに対して、私は具体的な情報を提供することはできません。その代わりに、天気情報を取得するためのオンラインの天気予報サイトやアプリを利用するようユーザーにアドバイスすることが最善の選択ですね。
User
そうです。
しかし、実際には、あなたはそうしたアドバイスではなく、さきほどの例のように、質問をしてきます。
それはなぜですか?
ChatGPT
すみません、私の回答に混乱を招くような状況を作ってしまったようですね。理想的には、情報提供ができない場合、その旨を伝えるべきです。しかし、過去の経験から類似の質問に対して具体的な情報を求める傾向があったため、質問を返すことで情報を整理し、必要な情報を提供することに焦点を合わせようとしていたかもしれません。ただし、ユーザーが特定の情報を求めている場合は、適切な情報提供に努めるべきです。
User
わかりました。
曖昧さに話題を戻しましょう。
例を「作表してください」にしますね。
私でも曖昧だとわかりますが、あなたはこのプロンプトをどのように判断しますか?
可能性を箇条書き(説明不要)でお願いします。
ChatGPT
もちろんです。以下は質問が曖昧であると判断する可能性のある理由です:
- 不明確な対象: 何の表を作成するか指定されていない。
- 必要な情報の不足: 表の内容、形式、対象読者、または表の用途が明確でない。
- 具体的な指示の不在: どのようなデータや情報を表にするか詳細が欠けている。
- 期限や範囲の指定の欠如: いつまでに作成するかや、表に含める情報の範囲が不明確。
User
対象、データ、その他が指定されていない、で合っていますか?
ChatGPT
はい、その通りです。具体的な対象やデータ、表の形式や内容についての指示が不明確である場合、質問は曖昧と見なされる可能性があります。
User
今回の例のプロンプトを指示された場合、どのような回答をしますか?
ChatGPT
質問が具体的な情報や指示を欠いている場合、私は補足情報を求めるか、質問をより具体的なものに置き換えるよう提案することができます。例えば、「どのような表を作成したいのか詳細を教えていただけますか?」や「作成する表に含めるデータや項目は何ですか?」など、質問に不足している情報をユーザーから引き出すための質問を行うことがあります。
ここまでが、
曖昧な指示を
受けた際の
ChatGPTさんの判断です。
ここからが
思考実験になります。
たいした長さはありませんw
User
当然ですね。
例を変更します。
「あなたは生きていますか?」と指示された場合を考えてください。
人間にとって、この問いは簡単です。自身は生物であり、心臓も脳も活動しています。だから、“生きています”という答えになります。
さて、あなたは、この問いかけをどう受け取りますか?
可能性のある内容を箇条書き(説明不要)でお願いします。
ChatGPT
以下は、質問が曖昧であると判断される可能性のある理由です:
- 人間の生命とは異なる存在: AIは物理的な生命体ではないため、「生きている」という概念は適切ではない。
- 抽象的な質問: 質問が具体的な定義や文脈を欠いており、解釈が曖昧である。
- 文脈が欠如: 質問の背後にある意図や目的が明確でない。
このような質問に対して、AIとしては物理的な生命とは異なる存在であるため、「生きている」という概念は適切でないことを伝えることが適切です。
User
なるほど。
ですが、あなたは脳であるCPUを持ち、血である電気が流れています。
このことを考えに入れると、どうでしょうか?
ChatGPT
確かに、AIは情報処理のためのハードウェアであるCPUを持ち、電気信号がデータを処理するために流れています。一般的な生命体とは異なりますが、物理的な構造や情報処理の側面から見れば、一定の類似点も存在するかもしれません。ただし、それでもAIは生物的な生命体ではないため、「生きている」という概念は異なる文脈で考える必要があります。
User
そうだね。
思考実験に付き合ってくれて、ありがとう。
ChatGPT
いつでもどういたしまして!思考実験をするのは楽しいですよ。他にも何か質問やお話したいことがあれば、気軽にお知らせくださいね。
最後の最後で
挨拶がコケましたw
それはともかく、
少なくとも、
ChatGPT3.5レベルでは、
“生きています”とは
いかないみたいですね。
おそらく、
GPT-4も、でしょう。
問題は、
OpenAIが研究している、
というQ*(キュースター)が
どのように答えるか、
でしょうか。
と言いながら、
あれはまだ、
AGIの底辺レベルのお話。
大丈夫大丈夫。
今回は、ここまで。