はじめに
今後現場でHyper-v使うみたいなので練習として仮想環境を作ってみたいと思います。
環境
PCスペック
- 型番:DELLG5 15(5500)
- プロセッサ:Intel(R) Core(TM) i7-10750H CPU @ 2.60GHz 2.59 GHz
- 実装RAM:16.0 GB
- システムの種類:64 ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサOS
- ディスク:Micron 2300 NVMe 1024GB
OS
- エディション:Windows 11 Home
- バージョン:22H2
- OS ビルド:22621.2428
Hyper-Vをインストール
エディション:Windows 11 Proならインストールするまでもなく、標準機能に入っているため有効化だけすれば良いみたいですが、 Windows 11 Homeだとインストールが必須になるようです。
Windows 11 Proなら下記にHyper-Vの項目があるみたいです。今回はバッチファイルを作成してインストールする方法をとりたいと思います。
バッチファイル作成
任意の場所に下記の内容でバッチファイルを作成します。pushd "%~dp0"
dir /b %SystemRoot%\servicing\Packages\*Hyper-V*.mum >hyper-v.txt
for /f %%i in ('findstr /i . hyper-v.txt 2^>nul') do dism /online /norestart /add-package:"%SystemRoot%\servicing\Packages\%%i"
del hyper-v.txt
Dism /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Hyper-V -All /LimitAccess /ALL
pause
バッチファイル内容
コピペした内容でどんな処理なのかわからなかったので調べてみるとこのバッチは下記のように動いているみたいです。- pushd "%~dp0":バッチファイルが存在するディレクトリに移動。
- dir /b %SystemRoot%\servicing\Packages\*Hyper-V*.mum >hyper-v.txt:Hyper-Vに関連するファイルを検索し、そのファイル名をhyper-v.txtという名前のテキストファイルに書き込む。
- for /f %%i in ('findstr /i . hyper-v.txt 2^>nul') do dism /online /norestart /add-package:"%SystemRoot%\servicing\Packages\%%i":hyper-v.txtに書き込まれたファイル名を読み取り、それらのファイルを使用してHyper-Vをインストール。
- del hyper-v.txt:hyper-v.txtという名前のテキストファイルを削除。
- Dism /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Hyper-V -All /LimitAccess /ALL:Hyper-Vを有効化。
- pause:バッチファイルの実行を一時停止。
バッチファイル実行
任意の場所に配置したバッチファイルを管理者として実行する。コマンドプロンプトの一連の処理が完了したらYで再起動する。
再起動が終わればインストール完了
Hyper-Vを有効化
[コントロールパネル]-[プログラムと機能]-[Windowsの機能の有効化または無効化] を開き下記の3つにチェックしてOK下記の表示が出てきたら「今すぐ再起動」する。
再起動完了したらHyper-Vの有効化は完了
仮想マシン作成test
Hyper-Vマネージャを開きます。Hyper-Vマネージャが開いたら右側の[新規]-[仮想マシン]を選択する。
名前や保存場所は任意の場所を指定します。
世代も任意TPMの機能を使ったりする場合は第2世代を使うみたいです。
メモリは特に指定がないのでデフォルトのものにします。
ネットワークの構成は自分で仮想スイッチを作成して割り当てることも可能みたいです。
仮想ハードディスクは事前に作成していれば「既存の仮想ハードディスクを使用する」で作成が可能みたいで、そちらだと容量固定のものが作れたり、ハードウェアの設定を細かく決めれるみたいです。
インストールオプションでOSイメージなどを持っていれば選択が可能なようです。
今回は持ってないので仮想マシンの作成だけします。
仮想マシンの作成が出来ました。
OSが入っていないので黒画面ですが接続はできました。