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[Figma入門]シェイプとベクターツールを使いこなして自由に図を作ろう

Last updated at Posted at 2022-03-26

これは何

Figmaで図形ツールやベクターツールを使って様々なシェイプを作成するための入門者向け記事です。
Illustratorなどのグラフィック作成ツールを使ったことがない方にも分かるよう機能の使い方を解説しているので、無料で使えるツールでグラフィックを作ってみたい方にもおすすめです。

Figmaのシェイプとベクターツールを使えばこんな感じのイラストなども手軽に作成できます。

image.png

シェイプを追加する

Figmaでは「Rectangle(四角形)」「Line(線)」「Arrow(矢印)」「Ellipse(円)」「Polygon(多角形)」「Star(星)」が基本の図形として用意されています。
ベクターは慣れるまで難しいですが、これらの図形の組み合わせだけでも似顔絵を作ることができるので是非試してみてください!

基本操作

操作 イメージ
1.左上のメニューバーの「□」をクリック image.png
2.ドロップダウンから追加したい図形を選択 image.png
3.キャンバス上でドラッグ&ドロップで図形を作成
Shiftを押しながらドラッグすると、縦横比が1:1の図形が作成できます)
image.png

Polygonを三角形からいろいろな多角形に変える

右側のメニューでCountの数字を変えると角の数を変えることができます

image.png

多角形のバウンディングボックス(青い枠)をリセットする

Figmaで多角形を追加すると、角数が増えた時もサイズが保てるようにバウンディングボックスの下部に余白があります。
右クリックでFlattenを選択すると図形の形に合わせた形にすることができます。

image.png

Starの角の数や角度を変える

右側のメニューでCountの数字を変えると角の数、Ratioの数値を変えると引っ込んでいる部分の角度を変えることができます

image.png

これを活用すると、簡単によくあるキラキラした背景を作ることができます。

image.png

Ellipseで円グラフやドーナツを作る

円にホバーした時に出てくる点をクリックしてドラッグすると、円に切れ込みを作ることができます。

image.png

さらに円をクリックしてホバーしたときに中心に出ている点をクリックしてドラッグすると、ドーナツのような形を作れます

image.png

これらの角度は右側のメニューバーから調整できます。

image.png

この機能を活用すると、円グラフやドーナツが簡単に作れます

image.png

(ドーナツのソールはStarツールで作成した図形に角丸をかけて作っています)

ベクターツールでシェイプを書く

複雑な形態を作りたい場合は、PenツールPencilツールを使ってパスを作成します。

Penツールでは、アンカーポイントという点を作成していき、それぞれの間を滑らかにつなぐベジェ曲線を作成することで自由に図形を作ることができます。

ezgif.com-gif-maker.gif

Pencilツールは所謂お絵描きツールのように、ドラッグした位置に自由に線を引くことができます。

ezgif.com-gif-maker (1).gif

操作方法

操作 イメージ
1.左上のメニューバーの「🖋」をクリック image.png
2.ドロップダウンから使うツールを選択 image.png
[Penツールの場合]
点を打ちたい場所をクリックしたらドラッグでパスを伸ばし、やめたい地点でマウスを離します。
アンカーポイントが重なって図形が閉じた形になるか、左上のDoneをクリックすると図形の作成が完了します。
image.png
[Pencilツールの場合]
キャンバス上でマウスを左クリックしながら動かすと、線を描くことができます
image.png

追加したシェイプの形を変える

角丸にする

何かオブジェクトを追加してホバーすると図形の角に白い丸が表示されます。
この白丸をクリックしてドラッグすると、図形に角丸をかけることができます。

image.png

角丸の値は右上のメニューからも変更できます。
四角形の場合は四角の角丸を別々に指定することもできます。

image.png

ジェイプをダブルクリックすると編集モードに入ることができ、選択した角にだけ角丸をかけることもできます。

image.png

角丸を滑らかにする

角丸メニューの右側にあるメニューボタンをクリックすると`Corner smoothing'という機能で角丸を滑らかにすることができます。

image.png

LineArrowStrokeを編集する

右側のメニューのStrokeのタブで線の形状(矢印や菱形など)や先端の形(角丸か四角か)を選ぶことができます。

image.png

また、メニューアイコンをクリックすると、線の形(Solidか点線か)や角の形状を選ぶことができます。

image.png

色々と使ってみると、こんな感じに様々な線を描くことができます。

image.png

角丸や点線、矢印などを編集可能な図形にする

Figmaでは角丸や点線、矢印などの機能でシェイプを編集しても、本体のシェイプは変更されず効果が上乗せされているような形になります。
これによっていつでも角丸をオフにしたり線の形状を変えたりできるのですが、シェイプの形を変えてしまいたい時もあります。

そんな時は図形を選択した状態で右クリックをし、Outline strokeを選択します。
するとシェイプがアウトライン化され、編集ができるようになります。

image.png

作成したシェイプの形を自由に変える

シェイプをダブルクリックして編集モードに入ると、シェイプのアンカーポイントが表示されます。

表示されたアンカーポイントをドラッグすると、自由に形を変えることができます。
image.png

曲線の場合はアンカーポイントから伸びている線をドラッグすると曲線の形状を変えることができます。
image.png

また、Optionキーを押しながらアンカーポイントをクリックするとアンカーポイントのパスをオンオフできます。

画面収録-2022-03-26-19.45.24.gif

Penツールを選択してパス上をクリックすると、アンカーポイントを増やすことができます。
image.png

編集モードから抜けるには、キャンバスの何もない場所をダブルクリックするか、左上の「Done」というボタンをクリックします。

シェイプを結合したりくり抜いたりする

2つ以上の図形を選択した状態で画面上部の2つの四角が重なったマークをクリックすると、画像を結合したりくり抜いたりできます。

image.png

元の画像 image.png
image.png image.png
image.png image.png
image.png image.png
image.png image.png

また、マスク機能を使うと下のシェイプで上のシェイプをくり抜くことができます。
Intersect selectionはシェイプ自体を変形しますが、マスクだとシェイプを直接編集せずにはみ出した部分を見えなくするので後から再編集ができます。

操作 画像
1.2つの画像を重ねる image.png
2.画面上部のUse as maskをクリック image.png
3.下のシェイプで上のシェイプがくり抜かれる image.png
4.ダブルクリックで編集モードに入って後から編集できる image.png
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