これは何
Webを開発する時に、スクリーンリーダーの読み上げをチェックするためにMacの読み上げ機能であるVoiceOverをオンにすることがよくあります。
ただ、私は頭痛持ちのため高い音や大きい音が苦手で、初期設定のままだとVoiceOverを使うことができません。
そこで、頭痛持ちの人におすすめのVoiceOver設定を紹介します。
飽くまで自分の場合はこれが楽という設定です
VoiceOverのおすすめ設定
まずVoiceOverの細かい設定はシステム環境設定 → アクセシビリティ → VoiceOverの中にある「VoiceOverユーティリティ」から変更できます。
声の高さを低く・音量を小さくする
VoiceOverユーティリティの声のタブで「編集」ボタンを押すと、読み上げる声の設定を細かく変更できます。
声の種類が5パターンから選べるのと、読み上げの速度、ピッチ、音量が数値で設定できます。
自分の場合、声は「Kyoko」・速度は50、ピッチを1・音量を20にしています。
ピッチを一番下まで下げた時に、「Kyoko」が一番聞き取りやすかったので選んでいます。
また、速度も早すぎると頭が痛くなるのでギリギリ大丈夫な50にしています。
この辺りの感じ方は人それぞれだと思うので、いろいろ試してみて調整するのが良いと思います。
(頭痛がひどい時は)音声をオフにする
頭痛がひどくて音声を聞けない時はVoiceOverユーティリティのスピーチのページ内の声のタブにある「スピーチを消音」のチェックボックスをオンにすると、読み上げ音量を0にできます。
VoiceOverをオンにしている時は読み上げ内容がテキストでも表示されるので、その内容を確認すれば最低限の読み上げの内容は分かります。
サウンドエフェクトを消音する
VoiceOverを利用中、フォーカスを切り替えた時などにエフェクト音が鳴ります。
自分の場合この音が苦手なので、VoiceOverユーティリティのサウンドのタブで、「サウンドエフェクトを消音」のチェックボックスをオンにして、音が鳴らないようにしています。